マルタ騎士団は修道士たちによって結成された。16世紀のオスマン帝国との戦いで総長として騎士団を率いたのはジャン・ド・ヴァレット。
オスマン軍に勝利した後、ヴァレットは都市建設に着手した。ヴァレットにちなんでヴァレッタと名付けられ、現在、マルタの首都となっている。
ヴァレッタの町は碁盤状に整備されている。敵が攻めてきた際、軍勢を送りやすくするためである。
マルタ騎士団が築いた大病院は当時ヨーロッパ最大の病院だった。現在も病院として使用されている。
1798年、ナポレオンがマルタ島に攻めて来ると、マルタ騎士団はマルタ島を明け渡した。マルタ騎士団は異教徒と戦うことを目的としていたため、同じカトリック教徒であるナポレオン軍とは戦わなかった。
現在、イタリアのローマにマルタ騎士団本部がある。「マルタ騎士団国」という国として認められており、国連にも席を持っている。国土はないと言われているが、本部を含む関連施設は治外法権が認められている。
国ということでマルタ騎士団本部の中には基本的に勝手に入ることはできないが、唯一誰でも立ち入ることができる施設がある。
クエスチョン3:誰でも立ち入ることができる施設とは?···郵便局
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