100年以上前、沖縄では毒蛇であるハブにかまれる被害が多発していた。また、サトウキビがネズミに食い荒らされる被害にも悩まされていた。そこで、1910年にハブとネズミの退治のためにバングラデシュから持ち込んだマングースを沖縄に投入した。しかし、マングースが増殖したことによって、マングースによる農作物への被害が問題となっている。
琉球村などのテーマパークでおなじみだったハブ対マングースの決闘ショーは、法改正によって動物虐待にあたるとされたため、現在はハブとマングースの水泳競争に変わっている。
ちなみに、沖縄ではマングースのことを「マングースー」と末尾を伸ばして言うこともあるのよ。
マングースは英語からの外来語で、英語のmongooseは[ˈmɑŋ.ɡuːs]または[ˈmʌŋ.ɡuːs]と発音し、子音[s]で終わってその後は母音すら付かない。なのに、沖縄ではなぜか「マングースー」と伸ばして言うことがあるのよね。
沖縄風に訛った言い方があるってことは、それだけ沖縄でなじみ深いものになってるってことね。
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