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「モンスター新入社員」考(スカッとジャパンより)

遅刻したら「10分だけなんで」と開き直る。注意されたらパワハラだと言う。昨日、スカッとジャパンで非常識極まりないモンスター新入社員を取り上げていた。
いわゆるゆとり世代には、あいさつができていない、上司にタメ口など、社会人としての常識がなってない新入社員が多い。モンスターの定義はあいまいで、「モンスター新入社員」というと広義にはそういった非常識な新入社員の総称として使われるが、モンスターと言って一番イメージするのがやたらとクレームをつける人だ。
クレーマーを「モンスター○○」と表現したのはモンスターペアレントが最初で、その後モンスターペイシェント、モンスターカスタマー(モンスター消費者)などが派生した。
クレームに限っていえば、会社では上司が上だから、モンスター新入社員というのはモンスターペアレント、モンスターペイシェント、モンスター消費者と比べるとそう多くはないだろう。また、新入社員が上司や先輩に対して(モンスターペアレントなどがやるように)大声で怒鳴るということはあまりないだろう(一応100%ないとは言えない。鬱病とか精神的に病んでる人はする場合もあるから)。

スカッとジャパンとは別に、ネット上で偶然見た笑ってしまうモンスター新入社員のエピソードがある。
「残業でデートに遅れて彼女を怒らせたから新しい彼女を探せ」と上司に文句を言ったというもの。実際には「探せ」と言ったのか敬語で「探して下さい」と言ったのかはわからないけど、そういう内容。これはモンスターペアレントや消費現場での理不尽なクレームと同じレベルだ。
仮にその新入社員のわがままを聞いて彼女を探したとしても、そうやって作った彼女とは絶対うまくいかないと思う。彼女は彼の上司に頼まれて嫌々付き合うという形になるかもしれないし、彼女になってあげたんだからと、やたらと恩を着せたがり、彼は彼女に頭が上がらなって、そのうち嫌になるだろう。上司に無理を言って紹介してもらった彼女を「気に入らないから別の人に替えてくれ」と言ったら、きりがない。

モンスター新入社員の根底にはお客様気分があるんだろうね。就職活動では会社が買い手で応募者が売り手、言い換えれば会社がお客様で応募者が店員のようなものだ。入社したらお客様にサービスを提供する一員になる。なので、自分がお客様と思うのはだめだね。

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