糸山志泉〜展示のご案内など

作品展示のご案内用ブログです。
過去記事では武蔵美通信についても書いてます。

文化芸術コーディネーター養成講座(4回目)

2011-03-13 20:32:45 | 地域
大変な状況下ですが・・・
報道内容や映像に飲み込まれそうになりながら、
今自分にできること・・・しっかりと生活すること、と思っています。
そして、本日4回目の養成講座を受けに行きました。

今回は小学校で実施している音楽のプログラムと演劇のプログラムを体験しました。

内容は・・・
まずは音楽。お琴と尺八に触れるというもの。
お琴で1人ずつ「さくらさくら」を弾いてみることになりました。
いい音~。
尺八も吹いてみることになり、
いざふう~っとやてみても音を出すのは難しく、先生に助けてもらってやっと音が出ました。
ちょっとしか息を出していないのに、なんと丸くて美しい音が広がることか。
これは子どもたちも盛り上がりますね~。

ちょっと休憩が入ってから、もうひとつのプログラム、演劇に移りました。
演劇といっても、コミュニケーションを取ることを目的としたものです。
始めは2人1組で交互に数字を言い合ったり、簡単なじゃんけんゲームをしたり、アーティストさんに指示された物になりきってみたり。
相手を何回か変えていろいろなゲームをした後で、次は5人1組でグループ毎にお題をもらって協力して表現することに。
私たちのグループのお題は事務所。テーブルと電話とイス、電話してる人とそれぞれなりきりました。
ほかのグループでは図書館や美術館を表現していました。
最後は全員で、日本庭園をやりましょうということになり、みんなで池と石橋、鯉、松、石灯籠などをやりました。
ちなみに参加者は全員大人ですが。。。最後にはかなり仲良くなった気分になりました。

夢中で共同作業をするって、人と人との間の見えない壁を取り払える術なんだと気づけたし、本当にいい時間を過ごせました。
体験する前とした後とでは、気分も随分いい方向に変わったし。

来週は最終回で、いろいろな意見を言い合う場となりそうです。
参加者の意見を聞けるというのも、この講座のいい面だな、と思っています。






友人のブログやTwitterのつぶやきで、テレビの報道を見続けることで被災していない人でも心の状態が変化することもあると知りました。
明日はテレビを消してラジオで耳から情報を入れる時間を作り、まずは学校の手続きや宿題をひとつづつ進めていきたいと思います。