ＪＲＡ日本中央競馬会購買馬（セレクションセール）が日高育成牧場へ入厩

２０１０年７月２８日（水）、ＪＲＡ日本中央競馬会が【セレショントセール２０１０】において購買した下記１０頭（牡７頭、牝３頭）が、ＪＲＡ日高育成牧場（北海道浦河町西舎）へ入厩した。

■今回入厩した１０頭（セレクションセール上場番号順）
　・No.002-ダイイチボタン２００９（牝、父ダイワメジャー）
　・No.010-ピッコロ（牡、父ファンタスティックライト）
　・No.012-タヤスオドリコの２００９（牝、父ゴールドアリュール）
　・No.046-バーミスキャットの２００９（牝、父シンボリクリスエス）
　・No.068-プライムオブユース２００９（牝、父アドマイヤムーン）
　・No.118-サニーラング（牡、父バゴ）
　・No.154-アルカイックレディの２００９（牝、父フジキセキ）
　・No.159-ウィギングの２００９（牡、父オペラハウス）
　・No.198-グリーンスプレーマ２００９（牝、父デビッドジュニア）
　・No.228-シルクファビュラスの２１（牝、父ケイムホーム）

入厩各馬は、ＪＲＡ職員による個体検査と歩様検査をおこなった後、新しい群れで集団放牧された。翌２９日からは、昼夜放牧が開始される。
※ちなみに今回入厩した１０頭のうち、バーミスキャットの09（父シンボリクリスエス）、プライムオブユースの09（父アドマイヤムーン）、グリーンスプレーマの09（父デビッドジュニア）の３頭と、先に入厩したセレクトセール購買馬４頭のうち、ミラクルケープの
09（父ゴールドアリュール）、セイントリープレアの09（父オペラハウス）の２頭、計５頭は宮崎育成牧場で育成する予定となっている。


写真：馬体検査の様子（写真提供：JRA日高育成牧場）


写真：歩様検査の様子（写真提供：JRA日高育成牧場）


写真：初放牧の様子（写真提供：JRA日高育成牧場）


写真：初放牧の様子（写真提供：JRA日高育成牧場）

入厩馬達はこのあと、来年４月下旬に開催される【２０１１ ＪＲＡブリーズアップセール】に向けて育成・調教される。

【セレクションセールでのＪＲＡ購買最高額馬（牡）-Ｎｏ．１０】

牡　栗　2009/2/28生
父ファンタスティックライト　母タシロスプリング（母父マルゼンスキー）
⇒本馬のブラックタイプへ
落札価格：１，６１０万円（税別）
販売者・生産牧場：(有)スイートファーム
写真：落札直後の横姿

写真：落札シーン

【セレクションセールでのＪＲＡ購買最高額馬（牝）-Ｎｏ．４６】

牝　黒鹿　2009/4/22生
父シンボリクリスエス　母バーミスキャット（母父Storm Cat）
⇒本馬のブラックタイプへ
落札価格：１，０１０万円（税別）
販売者・生産牧場：土田農場
写真：落札直後の横姿

写真：落札シーン

　＜参考＞
　　・ＪＲＡ育成馬一覧
　　・ＪＲＡ育成馬日誌
　　・ＪＲＡブリーズアップセール情報ページ

by 馬市ドットコム

オグリキャップの「お別れ会」が行われる

７月３日に骨折のため急死したオグリキャップの「お別れ会」が２０１０年７月２９日（木）、北海道新冠町の「レ・コード館・町民ホール」にて行われた。


写真：お別れ会の会場


写真：祭壇の中央のオグリキャップのパネル

小雨の降る中、約８００名の関係者やファンが参列し、午前１１時よりセレモニーが行われた。セレモニーでは、日本中央競馬会の土川健之理事長から競馬場で集めた１万３千を超える記帳と感謝状が贈呈されたり、地方競馬時代の馬主だった小栗孝一氏や生産者の稲葉裕治氏によるお別れの言葉、瀬戸口勉元調教師と安藤勝己騎手が現役時代の思い出を語るなど、同馬の死を悼んだ。


写真：記帳と感謝状が贈呈


写真：小栗孝一氏のお別れの言葉


写真：思い出を語る

セレモニー終了後、関係者やファンはターフを模した祭壇に献花した。


写真：ファンによる献花

オグリキャップは、父ダンシングキャップ、母ホワイトナルビー（母父シルバーシャーク）という血統の三石産馬。１９８７年に笠松競馬（鷲見昌勇厩舎）でデビューし、１２戦１０勝という成績を残して１９８８年に中央競馬（瀬戸口勉厩舎）に移籍した。１９８８年度ＪＲＡ賞最優秀４歳牡馬、１９９０年度ＪＲＡ最優秀５歳以上牡馬および年度代表馬に輝くなど、通算３２戦２２勝（重賞１２勝）という成績を残した。競走馬引退後は優駿スタリオンステーションにて種牡馬入りし、アラマサキャップやオグリワンなどを輩出、２００７年に種牡馬を引退していた。


写真：２００９年２月２３日撮影

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