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【八戸市場】の「2022年度開催日」が発表

2021年12月21日 | サラブレッドセール(セリ市場)情報
青森県軽種馬生産農業協同組合は2021年12月20日(月)、同組合が主催する【八戸市場(Hachinohe Sale、1歳、Yearlings)】「2022年度開催日」を発表しました。
Aomori Horses Breeder's Association announces Sale calendar for 2022 season.

【八戸市場2022の開催概要】

 ■開催日:2022年7月5日(火)

 ■時間:比較展示-未定 セール開始-未定

 ■年齢:1歳

 ■八戸市場情報ページへ

 ■開催場所:八戸家畜市場(南部町埖渡字鮫ノ口8-13)

 ■主催:青森県軽種馬生産農業協同組合(Tel:0178-27-0458)

 <八戸市場に関するお問合せ先>
  青森県軽種馬生産農業協同組合 東北軽種馬協会
  〒039-0814
  青森県三戸郡南部町埖渡字鮫ノ口8-13
  TEL:0178-51-8765/FAX:0178-84-2829

同セールは、北海道外で行われる最大規模の1歳市場です。
2001年のJRA最優秀2歳牝馬タムロチェリーや、重賞3勝馬イナズマタカオー、同2勝マイネレーツェルなどの出身市場としても知られています。
その歴史は古く1956年(昭和31年)に日本軽種馬協会東北支部主催として開催された八戸及び七戸市場がその前身です。この年は2市場あわせて31頭が上場され、うち18頭が売却されるなど上々のスタートをきり、以来、宮城県鳴子町の川渡市場などとともに約60年間にわたって東北地方の軽種馬流通の一翼を担ってきました。
1987年の春季1歳サラブレッド市場では、初めて総売上げが1億円を突破。バブル景気に沸いた1990年には1,000万円以上の高額取引馬4頭含み総額2億円以上を売り上げるなど順調に数字を伸ばしましたが、その直後に到来した外国産馬ブームや、トレーニングセールなどの市場の多様化、あるいは八戸市の市街化等による開催市場の移転(市内中心部から現在の三戸郡へ)などが重なって失速しました。
しかし、危機感を持った市場関係者の努力と、独自の顧客サービスなどがあいまって、1999年から再び右肩あがりに上昇。タムロチェリー(前出)の出身市場として注目を浴びた2001年からは北海道産馬の誘致なども功を奏して再び総売上げが1億5,000万円を超え、2003年の144頭を最高に4年連続で上場頭数が100頭を超えるなど活況を呈しました。
かつては年に2回開催されていましたが、組合員数の減少などにより2007年からは年1回の1歳市場に集約。近年は開催時期が定まらずに苦戦を強いられましたが、2015年からは7月上旬の開催となって回復。同年から4年連続で売却率レコードを塗り替え、2018年度は77.8%を記録しました。コロナ禍での開催となった2021年度は、売却率は過去最高となる78%を、売却総額(税別)は2006年以来の1億円超えとなる1億1,130万円を記録しました。
同セールの年次推移など詳細情報ページへ

<参考-2021年度の成績>
■上場頭数:41頭(牡24頭、牝17頭)
■落札頭数:32頭(牡20頭、牝12頭)
■売却率:78.0%(牡83.3%、牝70.6%)
■売却総額(税別):111,300,000円(牡62,100,000円、牝49,200,000円)
■平均価格(税別):3,478,125円(牡3,105,000円、牝4,100,000円)
■中間価格(税別):2,350,000円
■最高価格(税別):11,000,000円(No.35-クイーンナイサー2020)
牝 黒鹿毛 2020/3/31生
父エピファネイア 母クイーンナイサー(母父フォーティナイナー)
落札者:尾上 松壽 氏
販売者・生産牧場:(株)タイヘイ牧場



写真:落札シーン&落札後の横姿(2021/7/6撮影)
動画:セール映像(2021/7/6撮影)
同セールの年次推移など詳細情報ページへ

 <参考>
  ・八戸市場の総合情報ページ

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