umeの*らくがき帳*

猫との暮らし*
たあいない日々のごく個人的な記録
***ときどき ぬり絵

もも りん あき の話~その2~

2015-10-14 13:02:48 | ねこ
昨日の続きです。

りん の話の前に…


あき の先輩だった犬のタロの話を少し。

あきとタロは、一年くらい一緒に暮らしました。

タロは
祖母のパート先に捨てられていたコで
ちっちゃな仔犬のときは
写真と同じにフサフサ。
その2ヶ月後には、
柴犬のように毛足が短くなり
まるで別人…別犬
その2ヶ月後にまた、フサフサになり…
と、三変化しました。
変化が強烈でビックリしたので
記憶に残っています。
タロは私のお兄ちゃん(^-^)

写真は祖母とツーショット。
この時15才。



猫のタロたちや
インコのピッピの写真は掘り出せませんでした、残念。


りん



長野オリンピックのときに
ウチのコになったので、と、
もも と りんご で りん。
母が、「ごりんにしよう」と言ったのを
猛反対して、りん になりました。
ふ~危なかった(⌒▽⌒;)

もも は茶系のトラですが
りん はグレー系のトラでした。
トラに、ちょっとヒョウ柄っぽい感じ。



オリンピックより数ヶ月前、秋頃から
住宅地をウロウロしはじめました。
町の焼却炉に火を付けたら
中から飛び出してきた、という話もありました。飛び出せてよかったよ~

ウロウロし始めた頃は子猫で
首輪をしており、近所の迷い猫かなぁ
などと話していたのですが
町内から入ってくる話では
決まった家はなく
各家の犬にごはんをわけてもらい
生協のダンボールなどに寝泊まりしているようでした。

冬になり
オリンピックがはじまり、
町も冷え込みが厳しくなりました。
ずっとしめてる首輪もキツそうで
もう、色々と限界が近づいていました。

そんなある日、ついに雪が積もってしまいました。

あのコはどうしているだろう…
とにかく首輪は外してあげないと…
ということになり、
ごはんを出して置いたら
現れました!
良かった無事だったねと、
首輪をとって…
(上等な首輪をつけていました。)

さて、どうする?

りん はもう動こうとはしませんでした。
私たち家族も、もうこの寒空に放っておくことはできなくなってました。

あとは、もも さえ受け入れるなら。
もも は好きにすれば~という態度で
嫌とも言わず(^-^)
りん はウチのコになりました。



はじめのしばらくは
くさいは、汚いは、嚙みつくは…(^^;;。
においはなかなか落ちませんでした。
トイレは教えずとも
お利口にできました。
甘えたで
抱っこして欲しくて、欲しくて、
甘えて抱っこしているのに、
突然怖くなるらしく、
鼻とか顎とかを、カブッと噛みます。
穴があくほど噛むんです。

ノラの間に、人間に怒られることも
あったらしく、怖い思いをしてきたようでした。

ゴロゴロもいえませんでした。



もも は母の気分で迎えようとしてるのに
りん は遠慮し続けました。



こうした事と、後で、遊ぶ様子なども
考え合わせて私たちが推理した、
りんの猫生は…



りん は、生まれてすぐ親と離れ、猫社会を知らずに人間と暮らしてきた。
名前は、けんた 。
都会に住み、
コンビニで少しずつ買い物をするような
若い一人暮らしの人との生活。
その人の吸うタバコの空き箱や
コンビニ袋が、りん のおもちゃだった。



とても可愛がられて、とても幸せに暮らしていた。
猫を知らないので、自分は人の子と思っていたかもしれない。

ある日、
その人は、車にりんを乗せ一緒に旅にでた。
どの位、車を走らせたか…夜になり
休憩をとろうと、見知らぬ町で
国道沿いのコンビニによる。
車が苦手な りん は、このときに思わず逃げ出した。
まさか飼い主との永遠の別れになるとは思わずに…。
飼い主は必死に探したが
旅の途中の見知らぬ土地の暗闇の中、
ついに見つからずに、泣く泣く立ち去るしかなかった。
その後、りん は行くあてもなく
コンビニ近くの住宅地に入り込み
優しくしてくれる犬や人から
ごはんをもらい、こわい人からは
逃げ回って暮らした。
ほうきを持った年配の女性に追いかけられたこともある。
秋が過ぎ、冬が来て、雪が降り、
…今に至る。


当たらずとも遠からずだと思います

りん はノラ時代の苦労がひびいたのか
もも より早く10才9ケ月(推定)で
腎炎でいってしまいました。

亡くなる直前まで子猫と間違えられる
小柄で子猫顔のコでした。
もも に習ったのか、いつの頃からか
ゴロゴロもいえるように
なっていました。



私の朝飯のときは
抱っこするのが日課でした。
姉たちが帰省していたとき
りん を いつものように抱っこして
コーヒーを飲んでいましたら
メイがよちよち歩いて来て
りん をうらやましがって指差して
動かなくなりました。
りん のかわりに抱っこしたことも(^-^)

↓ りん と張り合うメイ





↓ ミルク、すばるも乗ってますが
初代ポット乗りの りん



↓ りん の定位置は冷蔵庫の上




もも は本来は女王様気質なので
くっついてこないとみるや、早々に
好きにしなさい、と放置。

ケンカもしないけど、くっつきもしない
2匹でした。
だから、2匹で並んでいたりすると
めずらしい!と写真を
撮りましたので、今見ると
くっついている写真の多いこと!(^_^)
すっごい仲良しだったみたいですね。
りん は常に もも をたててました。




あき もも りん の
記録しておきたい写真が
もう少しありますので…

長くなって申し訳ありませんが
あと二回お付き合い下さい。


明日に続きます(^-^)/


今日のミルク&すばる






コメント (4)
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