
雪

早起きして
雪片づけ
いっきに
このくらい積もった初めの朝は
大渋滞が起きるので
今日は電車

案の定
家から最寄り駅へ向かう途中
幹線道路に出たら
既に渋滞が始まっていた
明日は会社で車が必要なので
車で出勤しなきゃだが
不安

お昼から晴れるらしいけど・・・
長野市は
umeのふるさとの
豪雪地帯のように
大型除雪車がすぐに
道をかいてくれたりはしない
あちらより
かえって道が悪い
みんなで自宅前の道の
雪かきをして
なんとかする
道々
雪かきしてる人に
挨拶しながら駅へ向かう
見知らぬ人に
「気をつけて!」
と
声をかけられる
電車の時間は
めちゃくちゃだが
とりあえず走っている
これが止まったら
歩いて帰るしかない
どうか
止まりませんように

電車に乗ったので
「みをつくし料理帖」の
最終巻の続きを
読む
そうです
まだ読み終わってなかった〜(⌒▽⌒)
もったいながって
じわじわと読み進めてる
最終巻なのに
まだ事件が山盛り
しかし
一番始めからの謎が
ようやく解けそうな気配
きっと
澪の心づくしが
解決へ導くに違いないと
信じて…
いたみは伴いそうであるが…
長野駅前は
朝の混雑
人が渋滞



しかし
道が分かれるたびに
人が
半分ずつに分かれていく
分かれ道が来るたび
人が減っていく
umeは歩くスピードが
かなり速い方だが
そのumeを追い抜いて行く人がいる
しかも革靴で!

負けん気が強いので
なにくそ と
くっついて行くが
青信号の点滅で走る!革靴で!
あの革靴の裏には
雪国仕様の何かが貼られてるに
違いないd( ̄  ̄)
その人とも
間もなく
交差点で分かれた
駅をスタートしたときは
黒山の人だかりだったのが
こうして
だんだん共に歩く人は減り
会社に着くまで一緒の人は
一人か二人
降りしきる雪の中を
新雪を
キュッキュッと
踏みしめて歩きながら
分かれていった人々のことを考えた
あのたくさんの人が
木の枝が広がるように
街の各所に散らばって行き渡り
街のあらゆるところで
小さな活動を再開する
普段は
人の住んでいないビルの一室
小さなお店の
ひとつひとつに
人が行き渡り
片隅から温まり始める
そんな当たり前のことに気づいて
不思議な気持ちになった
雪の日の朝だった


貝にこもるミルク&すばる

起き出して
「さみー」と言ってるみたい






























































