アレルギーは海外でも多い！

日本は環境がクリーンすぎてアレルギーの発生が特に多い国だと思っていましたが、
最近発表の論文から英国・仏でも子供からアレルギー疾患は多いようです。

大雑把には約半数の子供に呼吸症状がみられ、その半数以上は自然冶癒(アウトグロー)しないで循環するかマ－チで進行しているようです。
やたらに多すぎるのではと疑問に感じるほどですが、先日打ち合わせの感覚では日本人もその位あると考えられるということです。

呼吸器・消化器など内科的な症状と皮膚症状がマ－チの中で起きるわけで、これには食物アレルギー・花粉症などの誘引物質のマ－チもあり多様な病気と考えがちです。

自然冶癒(アウトグロー)または、本質の治療をしなければアナフィラキシーを含めて症状は軽いものから重いものまで色々と現れていくことになります。

ヒト共同研究も本格的に開始

本庄　三知夫　氏と共同研究打ち合わせであるが・・・
その前に、暑い中　ノンアルコ－ルとは思えない（言わないと酔ったつもりになる）スパ－クリング　グレ－プジュ－ス（マスカットとロゼ）で　英気を養う？

さて本題に！

これもアレルギー マｰチ

マ－チの進行によって症状を予想することも可能！
喘息をおこす可能性は、運動で誘発される喘鳴およびアトピー性疾患の2つの因子で予測可能。　
という英国の研究論文があります。
ということで、
治療のためには、症状の本質を探るために十分な既往症の確認と現在の状態・今後ありえる方向を確認 (TcPS・ATORE検査) することが重要です。
過去→現在→未来
現在だけ収める治療ではなく、未来を治療していく必要があるからです。