羊蹄山
さよなら、羊蹄山。 道南バスの窓から写す。
春歌か
新古今集の、冬の歌の部類を探した。 どこにもない。 三度捲っても出てこない。 おかしい。 ...
たえだえかかる雪の玉水
この歌のどこがいいか。 「山深み」でもなければ、 「春とも知らぬ松の戸に」でもない。 「絶...
「松の戸に」
「絶え絶え」と同じほど大切な言葉、 それは「松の戸」の「松」だ。 「松の戸」が何を意味す...
印象深い場面
「失われた時を求めて」、この長い小説の中で、 最も印象深い場面(あるいは、記述)はどこか。...
あやに愛(かな)しも
擦れ違いざまの一瞬に恋したのは、 ボードレールだったか。 思えば、手軽な例示だった。 一人...
伊吹は雪国
久し振りに、電車に乗る。 関ヶ原辺りから、雪景色。 柏原駅を過ぎた頃、 前の座席の女の子が...
島流しの刑
僕と同世代の男ならば、 多分、江夏豊投手の最盛期をテレビで見ていると思う。 僕は、しかし...
南伊豆紀行
南伊豆紀行 中学時代の数学教師Hは、いつも長さ25cmほどの篠竹を指示棒代わりに持...
アルベルチーヌ
「失われてた時を求めて」。第3篇。 アルベルチーヌが話者の「私」の部屋に突然入ってくる。...
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