しんしゅく、と読む。
意味は、二晩泊まり。
「宿」の字があるから、
泊まる、の意味は分からぬでもない。
しかし、
どこから二晩の意味が出てくるのか。
広辞苑を繙くと、
「信」には12の意味がある。
その10番目の意味に、「二晩泊まり」がある。
また別の字典を見ると、
「信」には、「広げる」という意味がある。
しかし、
その「広げる」がなぜ三晩ではなく二晩になるのか、
分からない。
そこで、
余が根も葉もないことを考える。
男と女が一晩共に過ごす。
と、どうしてももう少し互いの心と体を広げてみたくなる。
二晩共に過ごすことになる。
嬉しくなって、互いに信じ合う気持ちになり、
なかなか互いのボロが視野に入らない。
ところが、
三晩も共に過ごして、広げすぎると、
その互いのボロが目に付き始める。
信じ合う気持ちも薄れてくる。
二晩がちょうどいい長さ、ということになる。
ということで、
「信宿」、即ち、二晩泊まり、となる。
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