厚岸の吉祥寺というお寺である方の追悼落語会が催されました。
数十年前から噺家達がバイクで北海道を巡りながら公演を行い、その一つである厚岸での世話役だった方が2年前に亡くなりその追悼落語を
是非にという事での今回の催しでした。
金原亭馬生のお弟子。
伯楽師匠のお弟子
「金毘羅船船」の出囃子と共に出てきた竜馬さんは、軽快な口調で小咄をはじめそのまま落語へと入って行くあたりお見事でした。
汗を拭き拭きの熱演。みんなお腹を抱えて笑い聞き入っていました。
林家一門へのちょっぴり批判もありましたけど、マスメディアには流れないという安心感かしら。
この頃は落語なんて遠ざかっていましたので、噺の中にスカイツリーが出てくるのは新作なのかしら。
この方の古典落語も聴いてみたいな。
伯楽師匠の出囃子は「鞍馬」でした。
と、言っても竜馬さんの出囃子の「金毘羅船船」はすぐ分かったけど、伯楽師匠のは分からなかったので検索してみました。
何を演るかパンフレットには無かったでしたが、知っている演目だった「井戸の茶碗」
懐かしいな。
ここで中入りとなりましたが、なんと師匠、足が痺れてちょっと立てなかった。こういう方でも痺れるんだとちょっと新鮮でした。
竜馬さんの後、再び伯楽師匠。
定番中の定番「目黒のさんま」でしたよ。
軽快で躍動感溢れていた竜馬さんと落ち着きのある語り口の伯楽さん。
対照的で面白く楽しめた2時間でした。
CDなどでも気軽に聴ける落語ですが、やはり生で観たり聴いたりって良いものですね。
クリニックのスタッフ4人で私の車で行きました。
楽しかった、途中で眠くなったと様々でしたが、結論としては行って良かったでした。