全く食べ物を口にしなくなって2週間。
先週の水曜日はお世話になった方達に、ジルを会わせに行った。
近所のNoさん、Tuさん、Toさん。
何回電話があったかしら。
万代商店さん。
新聞と一緒に配達されて帰って来たっけ。
そして同じ黒ラブ仲間のオニ家。
出掛ける時地面に伏せて何としても動かなかったけど、エンジンを掛けてドアを開けるとよっこらしょと立ち上がり歩いて来た。
でも、自力では乗れなくなってきたので、前足を掛け抱きかかえて乗せてやった。
行く先々で撫でてもらい抱きしめてもらい、じゃあねと。
ずっと椅子に寝そべったままだったけど、おに家に着くと降りると。
庭を歩き回り、マールとすこーし戯れ、顔は笑っていた。
おにがトンカツやキャベツのスープを食べさせようとしてくれたけど、見向きもしない。
あれから一週間。
水は飲むけどほとんど動かない。
痛みは無いらしいのが救い。
雪が降ったりしたのでUncleBeeが家に入れた。
水が飲みたくなると本当にか細い声で鳴く。
痛みは無いらしいので良かった。
毎日「もう頑張らなくて良いよ」と耳元に話しかけるけど、
でも、本当はそこにいるだけで嬉しい。
お辛いでしょうね・・
父、母は、今が一番辛い時ですね。
悲しい事だけど、食べなくなるという事は、天に昇るために身を軽くしている…そういう事なんでしょうね。
痛くない、苦しくないのが、せめてもです。
B・Bさんの最後の一文に、ホロリと泣けました。
ジルを撫でて 抱きしめてやりたい
『毎日「もう頑張らなくて良いよ」と耳元に話しかけるけど、』
『でも、本当はそこにいるだけで嬉しい。』
自分を含め、皆さんも同じ気持ちです。
生きるという事を放棄したジルを見ているのは辛いです。
でも、しっかり見届けてやります。
でも鼻はまだ濡れてるし、毛艶もあるのよね。
今日は暖かいのでずっとデッキに出しときました。
一番ジルガ望んでいる事なので。
「天に昇るために身を軽くしている」
私はここに泣けたわ。
早く楽になって良いよと言う気持ちと、でもまだもう少しそばにいてねと言う気持ちがまざりり合っています。
t.manatsuさんが近くにいたら、きっと毎日抱きしめに来てくれるのでしょうね。