親戚のおばさん達は僕にこう聞く「なんで家を出て東北へいったの?」
時々尋ねられた。あまり深く考えた事をなかったけど・・
そうです僕は深く物事を考えない、その時その時で判断してしまうのです
ある時おばさんが「お父さんから逃げたかったの?」
そうだ僕は親父から逃げたかったのはある
小学生の頃から勉強・勉強の一点張りでいつもいつも竹尺でぶたれた
友達と遊んで帰ってくると玄関前に仁王立ちしている
いつの間にか嘘をついて逃げる様になって来た
机に座っていれば勉強していると思うらしいから
机に座っていても決して勉強なぞしなかった
試験で点数が良ければご機嫌良かった
そういう時は笑顔でよくやったな~と誉めまくる
次の日は点数が良くない試験の結果を見せると
「ちょっと誉めたからっていい気になるんじゃないぞ」と
またまた怒られる。
だから普通に寝床に入った日より泣きながら布団に包まって泣いて寝た
記憶の方が多い
その時はいつも同じことを考えていた
大きくなったら親父を殺してやると
まだまだ小学生体力的に無理です
そんな毎日を繰り返して親父の言う勉強なんぞ絶対しないぞ・・
机の前では全く別の事を考えていた教科書を目の前にしていただけで
でも中学生になり叩かれる事は少なくなったが
相変わらず勉強勉強は変わらなかった
よく言う言葉が耳に残っている
勉強をしないと町工場しか行けなくジャンバーで通うんだぞ
勉強して大きな会社に入れば背広を着て会社に行くんだ
大学時代、本栖湖キリストバンガローに来たゲシュタルト心理学を学んでいるある方に占ってもらった
驚いた「君はお父さんから尅されているから離れなさい」
親父から離れろと言うのです。
もしかして当たっているのか・・と思ったのです・・・。
それでは今日も無事安泰な一日をお過ごしください。