奇跡の起こし方 by マリアン・ウィリアムソン

今日、コース・イン・ミラクルズのマリアン・ウィリアムソンの話を聞いていました。

彼女は「奇跡」というのはどうやってできるのか、という話をしていたんです。

「奇跡というのは、今の瞬間に、他の何も考えずに、
ニュートラルな状態を保つことによって起こすものです。」と。

人は生きている間にいろんな知識情報を得ています。

しかし、何かを「それはそういうものです」と言い切ることによって、自分の中にそれ以外の考えはないと、否定しています。

そういうこれしかないという情報をたくさん持っていることにより、それ以外のでき事を起こさない、という選択をしています。

だからこそ、奇跡と言われる、それ以外のことが起きたと聞くと、とても驚きます。
が、自分の人生にそれ以外起きない、と思うことによって、自分の人生に起きるわけがないと思うことを、起こさない。
それで、起きて欲しいけど、起きるわけがないと思っている奇跡が起きない。

そういう今まで、ためてきた考えを横に置き、
ニュートラルに自分の中が空（から）になった時、
起きて欲しい「奇跡」は起きるというのです。

おもしろい！ と思いました。

そして気づいたのが、禅の無になる瞑想のことです。

以前は、頭の中に渦巻く、心配事や考えても仕方のないことを止めるためだと思ってました。

でも今は思います。頭の中を空にすることで、神のエネルギーが私たちの人生にスルッと入ってくることができるから。
神様から新しいことを受け取ることができるためにやっている。それは新しい考えだったり、奇跡だったりする。

は〜ん、なるほど。と思いました。

写真：コストコのビルの裏にちょうど太陽が落ちていく時でした。太陽自身は見えないのですが、光だけがこぼれ落ちて、青い空の中で黄金の光となって、神聖な光景を作っていました。