『アリとキリギリス』のニューエイジの解釈： 基本の現実化と引き寄せの法則

2021年初めての投稿になります。なんだか日々がどんどんと経って行きますが、毎日自分が本当にやりたいと思うことをやっていると、こうなるんですね。でも自分を大切にして生きると、充実感がちがいます。

少しずつコロナ感染も落ち着きつつあるようで、ホッとします。
本年もどうかよろしくお願いいたします。みなさまにとり、愛あふれ、健康で、豊かさに満ちる一年が続きますよう、祈っております。

さて今年初めての、２６年目のプルメリアの花が咲きました！ なぜか花びらが４枚で二つも一緒に咲いています。とても不思議な光景となりましたが、日頃四つ葉のクローバを探している私にこのプルちゃんからのプレゼントかなと思っております！

今日キッチンに立っている時にふと降ってきたインスピレーションのお話をしたいと思います。

みなさま、『アリとキリギリス』のお話を知ってらっしゃる方は多いと思いますが、アリさんが冬が来た時のために、巣に貯蔵する食物を毎日集めています。その横ではキリギリスさんがバイオリンを弾き、きれいな音を出して、今を楽しんでいます。冬が来た時にアリさんは備えた食物があるので安心して生きています。キリギリスさんは寒さに震え、食べるものがあまりない状態の中、倒れそうになった、というお話です。

アリさんの思いは、「先のことを考えて、備えておくことが将来の安心を確保する」です。
キリギリスさんの思いは、「自分が楽しく毎日生きることが、幸せのキー」です。

この両者ともその思いは間違えではありません。キリギリスさんもその思いに従った人生を実現することはできるはずでした。

ある時、キリギリスさんは自分の生き方に対して疑いを持ち始め「これではまずいかもしれない。」と思い出したんです。
それが罪悪感となり、自分を責め、自分はいけないことをしたから罰せられないといけないと心の奥で思ったんです。
罪悪感は自分を罰する現実を作るという引き金ですから。

もしキリギリスさんが罪悪感を感じることなくそのまま生きていったら、冬になっても幸せな人生を作り続けたことでしょう。

アリさんは自分の信じる思いを貫き、一生懸命食物を集め続け、安心できる冬を迎えました。

キリギリスさんが自分を信じて生きたなら、幸せになることが本当はできたはずです。それはキリギリスさんが毎日を楽しむことによって幸せなエネルギーを感じ続け、もっと幸せなエネルギーを引き寄せたはずだからです。どんな形かは分かりません。でもキリギリスさんを助ける目に見えない存在たちが、キリギリスさんを助けたはずです。アリさんの現実作りが同じようにそういう存在たちに支えられたように。信じた思いに従って自分の現実は作り上げられている、それが現実化の基本です。

世の中に正しいこと、真実は一つという事はないようです。人それぞれが、こうしたい、ああしたいと心から思うことが、その人にとって「正しいこと」であって、他の人にとって正しいとは限らないということです。キリギリスさんが、アリさんのように生きないといけないと、自分の心に逆らって生き方を変えたなら、安心は手に入れるかもしれませんが、心は満たされなかったのではないかなと私は思います。

でもアリさんのように、自分が安心することが幸せにつながると思う方には、毎日食物を集め続ける人生がアリさんの幸せの元で、それが正しいという事です。

どちらが正しく、まちがえ、というのはその人それぞれだということですね。

自分の思いを信じ、それに沿って生きていった時、それは現実化する。そのことを思い出して、みなさま自分の幸せを現実化していきまんか。

写真：上：今年初めてのプルメリアの開花
　　　下１：夜撮ったので、暗いですが、プルちゃんと記念撮影です。
　　　下２：裏から見たプルメリア、た〜くさんのつぼみ軍団が待機中です。今現在あと二つまだ咲いていない花芽がありまして、その一つのつぼみを数えたところ、なんと３２個もありました。以前、プルメリアは本当にすごい数の花を咲き続けさせるという話をしたことがあるのですが、実際何ヶ月も新しいつぼみが後から後から出続けるので、一つの花芽から１００くらいは簡単に咲いているんだと思います。その話をした時にはおそらく信じていただけなかったと思いましたが、今回本当に数えてみて、花咲く前で３０以上のつぼみが既にあるのを確認し、１００なんてその３倍に過ぎませんので、余裕ですね。