自愛学：人の持っている物を欲しがる

人の持っている物がよく見える。だから欲しくなる。

これは「隣りの芝は青く見える。」と同じ心理です。

自分のことを「これでよい」と思っていないと、自分の持っている物、自分の周りにある物、人、すべてが「よい」と思えなくなり、遠くの手に届かない所にある物の方がよい物と思えます。

自分のことを愛する＝受けとめる、認める、「よい」と思うことができた時、自分の持っている物、自分の周りにある物、人、すべてが「よい」と思えるようになります。

自分を愛することがないと、人の持っている物が欲しくなる。そして手に入ってしばらくすると、その手に入れた物がよい物に見えなくなる。という悪循環が起きます。