前回のブログの続きでございます。
この日はまず、ねじまき雲「金井一郎 個展 火雲 -宮沢賢治の雲の文語詩を灯す-」初日を観ましたのじゃ。
https://nejimakigumo.bitter.jp/
(写真撮影は許可を得ておりまする)
金井一郎の灯り作品は大好きで、特にボックス作品に強く惹かれるのじゃが、最近の展示ではボックス作品は観られなかったのでございます。
今回、宮沢賢治の文語詩に登場する雲をテーマにしたボックス作品が出展されると知り、初日の早い時間に馳せ参じましたのじゃ。
いつもは購入したら即お持ち帰り可じゃが、本展ではボックス作品のみ購入後も1週目は展示されるとの事で、全部観られて嬉しいぞよ。
ボックス作品以外は、当日お持ち帰り可。
会場はこんな感じ。
ボックス作品が12点もある~!街の灯りや、植物などの灯りも色々ございます。
作品と共に展示されている人形は、ねじまき雲の店主殿の作品じゃよ。
ボックス作品は、灯りのスイッチが2つ以上あるものは、自由にスイッチを入れて変化を観る事ができるのじゃ。
スイッチ2つの作品が多いが、4つある作品も数点ございます。
写真がうまく撮れず雰囲気だけじゃが、6点をば。
本展のDMハガキに使われている作品、幸運にもお迎えできたぞよ!
灯りのスイッチは2つで、3通りに変化するのじゃ。
スイッチ2つつけた時。
スイッチ片方ずつつけたらこんな感じ。
こちらは上の作品と最後まで迷った作品で、満月に照らされた雲が美しゅうござります。
幻想的な雲じゃ。
こちらはスイッチ4つ。組み合わせて、より変化を楽しめまする。
雨も降っておりまする。2点目はスイッチ4つ。
街の灯り。
電柱は物寂しさも魅力的。小物を置いたりしても楽しめまする。
建物も色々ございます。
上に映る影も綺麗。
本物の植物や貝を使った灯りは、殆どが替え玉を付け替えられるのじゃ。
暗い空間に浮かぶ様々な灯りと美しい影、じっくり堪能いたしました。
会期は10月22日まで。最初にも書いた通り、現在展示のボックス作品が確実に観られるのは16日までじゃから、ご興味ある方はお早めにの。
わたくしも2週目以降、お迎え作品の引取りも兼ねて再訪する所存にござります。
作品は日々入れ替わるし、またどんな作品に出会えるか楽しみじゃ。
そそ、武蔵野市立吉祥寺美術館で開催中の「金井一郎 翳り絵展「銀河鉄道の夜」を巡る旅」も素晴らしかったゆえ、ハシゴもお勧めでございます。
吉祥寺美術館の会期は、11月4日まで。入館料300円で素晴らしい翳り絵の世界を堪能できますぞ。
https://www.musashino.or.jp/museum/1002006/1003349/1007164.html
さて、ねじまき雲へ行く前に、久々に多根果実店へ寄ったのでございます。
先に1階で注文とお支払いを済ませるのじゃ。
何ですと?お目当てのマンゴーショートと和栗モンブランは品切れとな?
では、かぼちゃのプリンとホットコーヒーをお願いいたしまする~。
ここのコーヒーは、八王子の素敵なお城カフェ、パペルブルグのコーヒー豆を使っておるのじゃよ。
注文したらお2階へ。トランクのテーブル席に座るのは初めてでございます。
かぼちゃプリン登場~。
みっしり食感でラム酒も効いて、美味しゅうござります。
コーヒーは、ちと薄いかのぅ。
もっと濃く淹れて欲し・・・(こらこら)
★【追記】10月21日
本日、お迎え作品を受け取りに再訪したらば、作品は大幅に入れ替わっておりました。
数点だけ載せまする。
まず真っ先に目に入ったのは、わたくしがお迎えしたボックス作品を縦にしたような感じのこちら。
しかしこちらはスイッチ4つで、より変化を楽しめるのじゃ。
わたくしが帰る時点で、まだ赤シールは付いておらんかったぞよ。
こちらも初日にはなかったボックス作品。
建物も入れ替わっておりまする。
こちらは屋根の灯りが面白うござります。
お部屋に佇む猫は、ねじまき雲の店主殿の作品。
わたくしの故郷、古代エジプトのシャブティならぬニャブティじゃ。
植物の灯りも色々ございます。
雲のようなヘチマの灯り。
植物の灯りの鳥も数羽おりました。
初日にはなかった作品を色々観る事ができ、楽しゅうござりました。
会期は明日、10月22日まで。ご興味ある方はぜひ。