ウェネトさまの館

ようこそいらっしゃいました。
ビスうさ・ウェネトと申します。
どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

村上仁美 作品集出版記念作品展「生きている花の庭」(銀座 蔦屋書店)

2025年01月23日 20時20分20秒 | 展覧会・美術関連

銀座 蔦屋書店「村上仁美 作品集出版記念作品展 生きている花の庭」を観たのでございます。
https://store.tsite.jp/ginza/event/art/44955-1419290106.html
(写真撮影は許可を得ておりまする)

作品集『生きている花の庭』出版記念の作品展。
タイトルは、ルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』の章タイトルからの引用だそうな。

会場はこんな感じで、23点の出展じゃ。

こちらが作品集(撮影:田中流 ほか)

10点を観た順に載せまする。

《Janus as a pergola》H450×W270×D190㎜ 陶・針金 2024
前と後ろの激変ぶりに驚愕。ローマ神話のヤヌスなのじゃな。


 
《綺麗事を束ねて》H460×W210×D200㎜ 陶・リボン 2023
後ろ姿も載せまする。


 
《茨観音》H310×W100×D100㎜ 陶・針金・薔薇の棘 2024
腕が扉になっており、開閉できるらしい。中のトゲトゲは本物のバラの棘じゃ。


 
《陰日向のスミレ姉妹》H145×W145×D145㎜ 陶 2024


 
《思惟の星影》H1000×W250×D250㎜ 陶・アクセサリーチェーン・真鍮 2020


 
《今際の芳-瑠璃夕-》H170×W180×D60㎜ 陶 2024


 
《Down,Down,Down》H120×W130×D130㎜ 陶 2024
穴に落ちるアリスのカップ&ソーサー。カップがスカートになっておるのじゃ。


 
《赦しの抱擁》H500×W400×D80㎜ 陶 2024
本展のメインビジュアル。


 
《権能を失くしたソドムの天使》H460×W320×D90㎜ 陶 2024


 
《まぼろし》H295×W100×D55㎜ 陶 2024


 
素晴らしい作品に圧倒されつつ、細部までじっくり拝見いたしました。
作品に添えられた作者の言葉や解説も良うござりました。
会期は2月7日まで。

さて、純喫茶キラーズへまいりますぞ。
ここは村上仁美の作品も置かれておるのじゃ。

小倉バタートーストとブラジルをお願いいたしまする~。

ブラジルは、村上仁美のカップ&ソーサーで出してくださりました。
飲みにくいかと思いきや、スカートのひらひらで飲みやすいのじゃ。

小倉バタートーストは、バターも餡も六花亭のもので、美味しゅうござります。
おかわりを持ってまいれ~!(こらこら)

店内に置かれた村上作品や、以前の作品集を見たりして、楽しいひとときを過ごしたのでありました。


「第二回 梟の会」&「菊池麻美 個展 猫鳥どり」(銀座中央ギャラリー)

2025年01月21日 20時40分40秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、銀座中央ギャラリーで、2つの初日の展示を観たのでございます。
(写真撮影はどちらも許可を得ておりまする)

まずは、第1(411号室)「第二回 梟の会」
https://chuogallery.com/events/2025/411/20250120fukurou/index.html

筑波大学出身の作家9名のグループ展で、好きな作家も参加しておるのじゃ。

お客様が何人もいらっしゃり展示風景は撮れんかったが、それぞれ1~2点ずつ載せまする。

★いのうえあい(6点出展)
《赤ずきん》S3号変形 雲肌麻紙、岩絵具

《エピフラム》10.0×10.0㎝ 雲肌麻紙、岩絵具


 
★上渕翔(7点出展)
《灯影》195×285 板にアクリルガッシュ、金箔

《星の結晶》360×60 天然木にアクリルガッシュ、金箔


 
★川邊りえ(6点出展)
在廊のご本人にお話をお伺いでき、嬉しゅうござりました。
《眠れぬ夜》227×158 キャンバスに油彩混合
画面右に、奥野ビルのエレベーターが描かれておる。

《NEKOKABURI2》130×150 キャンバスに油彩混合


 
★小松拓也(3点出展)
《花環》410×318㎜ 和紙、顔料、金箔


 
★篠崎遥香(4点出展)
《航路にて》455×380 和紙 岩絵具 メディウム

《水色の建物》150×220 紙 インク 色鉛筆
お?この建物は、奥野ビルの斜め向かいのホテルモントレ ラ・スール銀座かの?


 
★鶴身阿未(7点出展)
《Camouflage》F4横 キャンバス、油彩

《目撃》SM横 キャンバス、油彩


 
★野一色優美(3点出展)
《境界》578×313㎜ 高知麻紙 岩絵具 墨 胡粉 準金泥 銅泥


 
★堀雄太(4点出展)
《Decorate》F3(273×220)綿布 水干絵具 墨

《Bloom》F0(140×180)綿布 水干絵具 墨


 
★むらいゆうこ(2点出展)
《緑雨》SM(227×158㎜)綿布、岩絵具、銀箔


 
9名それぞれ観応えあり、楽しゅうござりました。 

そして1つ下の階、第2(315号室)「菊池麻美 個展 猫鳥どり」
https://chuogallery.com/events/2025/315/20250120kikuchi/index.html

初見の作家じゃが、今回が初個展だそうな
会場はこんな感じで、猫や野鳥を描いた水彩画と、日本画も3点ほど。

額装なしの小さめ作品もたくさんございます。

観た順に7点載せまする。猫は、作家の愛猫がモデルじゃよ。

《秋は夕暮れ》透明水彩 水彩紙 333×242㎜

《百花の王》透明水彩 水彩紙 333×242㎜

《紫~2024~》透明水彩 水彩紙 227×158㎜

《こんにちニャ》透明水彩 水彩紙 410×318㎜
本展のメインビジュアル。

《緋く彩る》透明水彩 水彩紙 530×455㎜

《コスモス》透明水彩 水彩紙 227×158㎜

《椿と猫》岩絵具 和紙 242×333㎜

在廊のご本人にお話をお伺いしながら観る事ができ、楽しゅうござりました。
会期はどちらも1月25日まで。

さてランチは、タイ・イサーン料理ヤムヤム銀座 初潜入でございます。
裏道にあり、タイの食堂の雰囲気ありありじゃ。

ランチメニューはミニ生春巻きとスープも付いて、銀座でこのお値段は嬉しいのぅ。

カオカームーをお願いいたしまする~。

豚足と豚肉をシーユーダムや八角やシナモンなどで柔らかく煮込んだもので、濃いめの味付けでご飯が進む~。

お供のEも、昔タイの屋台で食べたものと変わらぬお味じゃと喜んでおる。
今度行ったら、また違うメニューを食べてみようかの。

★おまけ話
ミスタードーナツで、ミスド×ピエール マルコリーニのショコラ ノワゼットとショコラ ノワールをお持ち帰りじゃ。
どちらも美味しゅうござりますが、甘さは控え目じゃよ。(ごめんなさい練乳かけました~)


あつまれ!どうぶつの模様(文化学園服飾博物館)

2025年01月19日 21時10分00秒 | 展覧会・美術関連

文化学園服飾博物館「あつまれ! どうぶつの模様」を観たのでございます。
https://museum.bunka.ac.jp/exhibition/exhibition5457/

動物モチーフの模様を取り入れた世界各地の衣服や装身具などを展示し、それらの持つ意味を探るという展覧会。

出品リストがないので間違いなどあるやも知れぬが、気になった作品の一部を観た順に挙げまする。

★第1室:空の動物 陸の動物 水の動物(2階)

【空の動物】
わたくしは鳥が大好きじゃからの、このコーナーは特にツボでございます。

《帯[鶴]》20世紀前期
金糸も織り込まれた空色の地に、丹頂鶴が何羽も飛んでゆく清々しい帯。

《儀礼服:補褂 ブークァ[鶴]》19世紀末-20世紀初期
黒の絹地の胸と背に、中国の官吏の階級を表す四角い補子(ブーズィー)が付いた褂。
文官用の鶴の刺繍が綺麗。

《イヴニング・ドレス[千鳥]》1969年頃
昭和時代の着物のリメイクかと思いきや、クリスチャン・ディオール(マルク・ポワン)のドレスと知ってぶっ飛んだのじゃった(ごめんなさいディオール~・逃)

《腰衣:ロンジー[孔雀]》19世紀後期
ミャンマーの身分の高い男性の儀礼用の腰衣。綺麗な薄緑の綴れ織に、金糸の孔雀と植物の刺繍がキラキラ美しい。

孔雀は毒虫や毒蛇を食べるゆえ、その模様は邪気を払う力があると色々な国で取り入れられておるのじゃ。

《ウエディング・ドレス[蝶]》1902年
イギリスのドレスで、長袖、ハイネック、細~いウエスト。
胸全体に巨大な蝶のパール刺繍。わたくしは好きじゃが、虫嫌いな人ならドン引きするやも。

《旗袍:チーパオ[蝶]》20世紀初期
清朝宮廷の女性の衣装。赤×黒の絹地の全面に、蝶や花々の緻密な刺繍が美しい。

《着物[蝶]》20世紀初期
青から緑のグラデーションで天と地。舞飛ぶ蝶と咲き乱れる牡丹が美しい友禅染。着てみたいぞよ~。

【陸の動物】
《ドレス[爬虫類風]》2009年
アレキサンダー・マックイーン。全身が爬虫類もどきなプリントで、身体にピッタリ貼り付くデザインじゃから、着たら爬虫類もどきになれる。
エイリアンも逃げ出しそうなほど恐・・・(ごめんなさい~・逃)

《祭衣装[虎]》19世紀末-20世紀初期
日本の子供用のお祭り用衣装。竹に食らいつく虎が金糸の刺繍でモリモリ盛上がり、金色の目と爪もギラギラで迫力あり。
水色のモジャモジャ眉毛(?)にクスッと笑いが。

《ヴェール[サソリ]》1960-70年代
アフガニスタンの遊牧民の大きな黒いヴェール。
抽象化したサソリ模様の刺繍とアップリケで、目の行き届かない後頭部や背中から悪霊が入り込むのを防ぐのじゃ。

【水の動物】
《女性用衣装[鯉]》1990年代
ジャン=ポール・ゴルティエ
トップスは、伸縮性と透け感ある生地全体に日本の「鯉の滝登り」がプリントされ、着たらもんもん入れたみたいになる。
下は黒いロングタイトスカート。

《靴:纏足 チャンズー[魚、金魚]》19世紀後期-20世紀初期
漢民族の纏足の靴。この小ささがたいそう痛ましいが、絹地に刺繍が綺麗。
特に小さい方の靴は、爪先が魚の顔、靴全体にウロコ模様で可愛い。

★第2室:空想の動物 動物大集合(1階)

【空想の動物】
《蠎袍:マンパオ[龍]》19世紀末-20世紀初期
中国の皇族や高官の儀礼服。ブルーグリーンの絹地に金の龍などカラフル刺繍。

《腰巻衣:ドドト[ガルーダ]》20世紀初期
ジャワ中部の王族が用いる儀礼用腰巻。たいそう大きく、木綿地に緻密なろうけつ染、手描き、アップリケ。

《袍[鳳凰]》18世紀末-20世紀初期
中国の女児用の袍。サーモンピンクの地にグリーンと黒の縁取り。
鳳凰と花の刺繍が単色のグラデーションで上品じゃ。

《ベッドカバー[ドラゴン、セイレーン(人魚)、ユニコーン、スフィンクス、グリフォン]》16世紀
フランス又はイタリアの古い刺繍の技法で、空想の動物が大集合。

【動物大集合】
《女性用衣装[象、鳥、孔雀、人]》1970-80年代
インドの衣装。ブラウスには象、鳥、人、スカートには象、孔雀、鳥、人が、刺繍でみっしりみっしり。

《敷物または壁掛け[鳥、サソリ、ラクダ、馬、人]》1970年代
イラクのマーシュ・アラブと呼ばれる人達の羊毛の刺繍布。
様々な動物模様と幾何学模様じゃが、色に統一感があるので一体感あり。

★2階ロビー(ここは写真撮影可)

【「スカジャン」と動物模様】
スカジャンの成り立ちや刺繍の技術など、分かりやすく解説されておりまする。

《龍》

《鷲》

《虎》

ちなみにスカジャン、お供のEは子供の頃「スカしたジャンパー」の略だと思うておったが(「スカした」って死語じゃw)、「横須賀ジャンパー」の略じゃよ。

様々な国の衣服や装身具、動物も動物モチーフも大好きゆえ、興味深く楽しゅうござりました。
この博物館でいつも思うのじゃが、展示室が写真撮影可だったら、あるいは出品リストがあれば良いのにのぅ(こらこら)
会期は3月5日まで。

さて、ココスでランチじゃ。
本ズワイガニと海老の濃厚ビスク風パスタと、CoCoプリンをお願いいたしまする~。

パスタはファミレス価格なのに本ズワイガニのカニ爪も入っておる。
おかわりを持ってまいれ~!

★本の話
細川博昭『インコ・オウムの心を知る本』

「愛鳥の気持ちに寄り添った、よりよい暮らしのために」の通り、インコやオウムの気持ちや意識や特質などがとてもわかりやすく書かれておりまする。
オカメ先輩を思いながら読んだのでありました。

★おまけ話
レーズンサンドは大好物じゃが、横浜かをり のものは初めて食べたのでございます。
5つのうち2つは微かにアールグレイ風味。
どちらも美味しゅうござりますが、甘さが超控え目で物足りず、5つ一気に食べてしもうたわ。ははは(汗)


今津景 タナ・アイル(東京オペラシティアートギャラリー)

2025年01月18日 20時25分00秒 | 展覧会・美術関連

このところパソコンの調子が悪すぎてブログ書くのが遅くなってしもうたが、3日前の午後の事でございます。

東京オペラシティ アートギャラリー「今津景 Kei Imazu タナ・アイル Tanah Air」を観ましたのじゃ。
https://www.operacity.jp/ag/exh282/
(写真撮影可)

インドネシア語で「Tanah」は「土」、「Air」は「水」で、Tanah Airは「故郷」

今津景の作品を観るのは初めてじゃが、インドネシア在住で、インドネシアをテーマにした作品を制作していると知り、興味津々だったのでございます。
お供のEも以前はインドネシアによく行っており、老後は住みたいとも思うておったしのぅ。

本展は、絵画、立体、インスタレーションなど67件の展示。
展示風景と作品の一部を、だいたい観た順に載せまする。

★最初の空間

《Anda Disini》2024 油彩、キャンバス

《Bandoengsche Kininefabriek》2024 ミクストメディア


 
次の空間に向かう通路には、小さい作品が4点ゆったりと展示されておりまする。


 
★2番目の空間

《Last Universal Common Ancestor》2022 油彩、キャンバス

この人と鳥のようなオブジェは、
左《Homo Floresiensis》2024 樹脂、ポリウレタン塗装、油彩、鉄
右《Leptoptilos Robustus》2024 ABS樹脂、ポリウレタン塗装、油彩、鉄


 
★3番目の空間

《When Facing the Mud(Response of Shrimp Farmers in Sidoarjo)》2022 油彩、アクリル、泥、UVプリント、キャンバス

《A BOY Tending His Net》2022 油彩、カッティングボード
25×16㎝の小さい作品。他にもこのくらいの小さい作品が並んでおりまする。


 
★4番目の空間
手前側。

《Madako(魔ダコ)》2023 油彩、プリント生地

《WEWE》2022 油彩、キャンバス


 
奥の広い空間に入る前に、門がございます。
ここから先は、出品リストに書かれた「ハイヌウェレ」なる神話を読んでから観たほうが断然楽しいですぞ。

《SATENE's Gate,Patalima & Patasiwa sculptures》2023 鉄、油彩、アクリル


 
奥の空間はこんな感じ。

《Memories of the Land/Body》2020 油彩、キャンバス

《Hainuwele》2023 油彩、ジュート

《under the mango tree》2023 油彩、キャンバス

《RIB》2021 油彩、キャンバス

《Waving Strata》2023 油彩・ポリウレタン・コーティングされたプリント生地

《Lungs》2024 ABS樹脂、ポリウレタン塗装、油彩

《Colon》2024 ABS樹脂、ポリウレタン塗装

《Hand bone》2024 ABS樹脂、ポリウレタン塗装

《Pregnant Figure》2024 ABS樹脂、ポリウレタン塗装、油彩

《Skull of Homo Floresiensis》2023 ABS樹脂、ポリウレタン塗装


 
★最後の空間
何と、廊下がチタム川と化しており、魚がずら~り。
チタム川は「世界一汚染された川」なる異名を持つそうな。

《LOST Fish》2021 油彩、再利用した木材


 
《Tropical Stamp》2024 油彩、キャンバス


 
インドネシアの環境汚染や生態系、歴史や神話などをテーマにした作品の数々、たいそう観応えござりました。
会期は3月23日まで。ご興味ある方はぜひ。

上のフロアで同時開催の「収蔵品展」と「project N」も観たのでございます。

「紙の上の芸術 収蔵品展082 寺田コレクションより」
https://www.operacity.jp/ag/exh/detail.php?id=308

「project N 97 福本健一郎」
https://www.operacity.jp/ag/exh/detail.php?id=309

どちらも観応えあったのじゃが、続けて書くとブログが終わらぬゆえ、後日書けたら書きまする。

さて、オペラシティに着いたのは午後1時頃じゃったからの、展覧会の前に53階の 松阪牛 よし田でランチを食べたのじゃ。

この時間じゃから売切れメニューもございますが、行列ナシですんなり入れた上、初めてカウンター席じゃないお部屋へ案内されたぞよ。

展望のお部屋は満席じゃが、こちらも広くて、4名用丸テーブルの席にひとりで座れて嬉しゅうござります。カウンター席は狭いからのぅ。
おっとぉ、アップライトピアノがある。弾いてもいいですかぁぁ?(ダメです)

今回も黒毛和牛ステーキ丼を所望じゃ~。

お肉が柔らかくて美味しいし、これで税込1300円はありがたい事でござります。


そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠(東京都庭園美術館)

2025年01月15日 20時36分00秒 | 展覧会・美術関連

東京都庭園美術館「そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠」を観たのでございます。
https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/241130-250216_noeaokiandritsuemishima-2/
(一部を除き写真撮影可)

大好きな庭園美術館で、ふたりの現代作家の鉄とガラス、どんな風になるのか楽しみだったのじゃ。

全ての部屋に展示があり、基本1つの部屋にひとりの作家(一緒に展示の部屋は2部屋のみ)
写真撮影OKでお写真たくさん撮ったからの、各部屋の展示風景や作品どんどん載せますぞ。

お屋敷に入る前に、正面玄関の左手を観るのも忘れずにの。

【第一応接室】
おふたりの作品が展示されている2部屋のうちのひとつ。玄関から覗くのじゃ。
・青木野枝《Untitled》1981 鉄
・三嶋りつ惠《VENERE》2023 ガラス


 
【大広間】三嶋りつ惠
《光の海》2024 ガラス
約40点もの様々なガラス作品は、天井の40灯の電球照明(アンリ・ラパンのデザイン)とのインスタレーションだそうな。


 
【小客室】三嶋りつ惠
《宇宙の雫》2022 ガラス、銀


 
【大客室】青木野枝
《ふりそそぐもの/朝香宮邸-Ⅰ》2024 鉄、ガラス


 
【大食堂】青木野枝
《ふりそそぐもの/朝香宮邸-Ⅱ》2024 鉄、ガラス


 
【喫煙室】
おふたりそれぞれが撮影し編集した映像(写真撮影不可)が観られまする。

お2階へまいるぞよ。
【二階広間】三嶋りつ惠
《光の場》2019 ガラス、アルミニウム


 
【若宮寝室】青木野枝
《ふりそそぐもの/朝香宮邸-Ⅲ》2024 鉄、ガラス、銅線


 
【合の間】青木野枝
《ふりそそぐもの/朝香宮邸-Ⅳ》2024 鉄、石炭


 
【若宮居間】青木野枝
《ふりそそぐもの/朝香宮邸-Ⅴ》2024 鉄、石鹸
部屋が何やら良い香り・・・と思うたら、石鹸なのじゃった。


 
【書庫】三嶋りつ惠
《MEDUSA》2024 ガラス


 
【書斎】三嶋りつ惠
《MONDO》2023 ガラス
中へは入れぬが、テーブルの上に作品が。


 
【殿下居間】三嶋りつ惠
《CASCATA》2008 ガラス


 
【ベランダ】三嶋りつ惠
ガラス作品2点の展示。


 
【妃殿下居間】三嶋りつ惠

《RULLO》2024 ガラス
《MILLELUCI》2013 ガラス

《スケッチ》2019-2024 紙に鉛筆
作品が完成すると、1点1点スケッチしているそうな。


 
【妃殿下寝室】三嶋りつ惠
《制作をめぐる資料》ガラス・サンプル・作品パーツ、模型ほか
7分のインタビュー映像もあり(写真撮影不可)。


 
【第一浴室】青木野枝
《ふりそそぐもの/朝香宮邸-Ⅵ》2024 鉄、石鹸


 
【殿下寝室】青木野枝
《制作をめぐる資料》スケッチブック、模型ほか
7分のインタビュー映像もあり(写真撮影不可)。


 
【北側ベランダ(北の間)】三嶋りつ惠
《TABLINO》2024 ガラス
4点のガラス作品。


 
【姫宮寝室・姫宮居間】三嶋りつ惠
《CRISANTEMO》2024 ガラス
お部屋の中には入れず、床の作品をドアの外から覗くのじゃよ。


 
【金庫室】青木野枝
《ふりそそぐもの/朝香宮邸-Ⅶ》2024 鉄、紙、銅線


 
【ウインターガーデン】
おふたりの作品が展示されておりまする。
・青木野枝《ふりそそぐもの/朝香宮邸-Ⅷ》2024 鉄
・三嶋りつ惠《HELIOS》2024 ガラス


 
ここから小さい方の階段で1階へ。 
【小食堂】三嶋りつ惠
《STANDING》2021 ガラス


 
お次は新館じゃ。
【新館 ギャラリー1】青木野枝
《ふりそそぐもの-赤》2024 鉄、ガラス


 
外にも作品が潜んでおるゆえ、しっかり探すのじゃよ。
【庭園】三嶋りつ惠
《RUGIADA》2024 ガラス


  
個々の作品も、作品と各部屋との共鳴も素晴らしく、たいそう観応えござりました。
これは今年のツボな展覧会・美術館編のベスト10に入るやも知れぬ。

会期は2月16日まで。ご興味ある方はぜひ。

さて、スイーツはミニソフでささっと食べますぞ。
ホットファッジチョコレートパフェと、台湾蜜いもソフトクリームをお願いいたしまする~。

お芋が熱々じゃから、ソフトクリームがすぐ溶けるのぅ。
ソフトクリームを山盛り追加してたもれ~!(こらこら)

★おまけ話
昨日、1月14日の朝7:27頃は、今年最初の満月ウルフムーンだったのでございます。
朝の月はベランダからは見えぬからの、前の晩のほぼ満月を撮ったのじゃ。