
開拓者ポール.ラッシュはケンタッキー出身のアメリカ人、1925年関東大震災で破壊されたYMCA再建のため日本へ来た。その後立教大学の英語教師となり聖路加病院の再建にもたづさわり、聖徒アンデレ同胞会に出会い深い感銘を受け、1938年指導者養成のための拠点として”清泉寮”を造ったと言う。戦後再来日した彼は農業こそが復興の礎と考え八ヶ岳山麓にモデル農村センターを築きました。これは戦後日本の農村復興のモデルとなったそうです。ン十年前の記憶は粛々と農業を営む信徒たちの姿があったのですが、やはり現在は商業主義に走り時代相応の景観をなしています。まあそれはそれでいいでしょう。教会を見たいと尋ねたら一般開放していないとつれなく断られました。聖徒アンデレ同胞会はアメリカのキリスト教の一派だが男子青年が”祈りと奉仕”のもとに布教をするというから主流とはちと違うのでしょう。