Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

目黒雅叙園 百段階段

2007-11-20 11:54:46 | 日記
目黒雅叙園の国の登録有形文化財を観て来た。目黒雅叙園は石川県出身の細川力蔵と言う人が東京へ出て、最初は神田のお風呂屋で働き、次の不動産屋で財をなし、昭和10年に結婚式場として建てた。戦争で大分損傷を受けたが、百段階段は目黒雅叙園に現存する唯一の木造建築だと言う事です。
実際には99段の階段廊下は欅の厚い一枚板、踏みしめると確かな手ごたえ(?)があり、経てきた時代を思うと感慨深いものがあった。右側に和室が数部屋あり欄間、天井、床柱、襖などが豪華絢爛な木版立体画や日本画で装飾され、色彩の煌びやかさは日光の東照宮の流れを汲んでいるらしい。又、歌舞伎に見られる江戸文化に通ずる所もあると言われている。部屋全てが鏑木清隆の絵からなる”清隆の間”は欄間に四季の絵が描かれ、見事だった。オリジナル、本物の確かさを体全体で感じた贅沢なひとときでした。
そう、映画「千と千尋の神隠し」に使われたという場所があちこちにありましたよ。

ボージョレ・ヌーヴォー

2007-11-15 19:01:16 | 日記
日本の騒ぎには染まりたくはないけれど、今年も飲んで見ました。家の近くの卸やさんに予約し去年は前日の夕食には飲めて日本で一番早く飲んだ等と得意になったのですが、今年は昨日、少々用事があり今夕になりました。今年のボージョレ・ヌーヴォー(ブシャール・エイネ)は濃い感じ、酷があるって言うのか、爽やかさがなくてがっかり!ヌーボーでなくてもいい感じ。私の体調が良くないから?ちょっと疲れ気味。去年は美味しくて3本飲んでしまった。一度にではないけれど…。

アルフォンス・ミュシャ

2007-11-15 13:58:13 | 日記
ミュシャと言えば頭に浮かぶのは目の大きな女性と花を描いたアール・ヌーヴォーのポスター画家でしょ?だから…あまり興味はなかった。しかし、20枚に及ぶ大作「スラヴ叙事詩」を知って変わった。彼は熱烈な愛国主義者であり敬虔なカトリック信者であったそうです。革新党の党首であったことも頭に入れておくようにと日大の先生は言っていた。アメリカでスメタナの「モルダウ」を聴いた時この「スラヴ叙事詩」は生まれたらしい。ミュシャに流れているスラヴ民族の血が、スラヴ民族の苦難と栄光の歴史を描かせたと言う事です。どの絵も”胸に迫る物”があります。壁画的スケールの絵であるため美術館には収容出来ず、今はミュシャの生誕地モラヴィアに近いモラフスキー・クルムロフ城に展示してあるそう。何時の日か是非、尋ねてみたい。写真は「クジージュキでの集会」宗教改革者ヤン・フスの死後、信者は結束を強めローマ・カトリックと対立を深めた。そのフス派の集会を描いたものです。

絵暦

2007-11-11 21:06:26 | 日記
三嶋暦の館で南部絵暦のレクチャーを受けた。天保15年発刊され、文字を読めない人のために数字や事柄を絵に描いた暦で、今では禁止用語だが”めくら暦”と言ったそうです。現存しているオリジナルは八枚だけで、一枚が三嶋暦師の館にある。上段を見ると塀に井桁を背負っている人でヘイセイ「平成」、重箱と鼠でジュウキュウ「十九年」と描いてあると言うわけです。芥子の花に点がついてゲシ「夏至」、三重の塔に琴柱でトウジ「冬至」等…。面白い。今でも岩手県盛岡市の中村光孝さんが発刊をしている。

ロアルド・ダール

2007-11-07 10:28:23 | 日記
ロアルド・ダールと言えば、児童書の「チョコレート工場の秘密」や「おばけ桃の冒険」「魔女がいっぱい」等で知られていますね。自叙伝的な小説「少年」や「単独飛行」は随分前に読んだ。かつて夫はロアルド・ダールの作品はセンテンスが短く解り易い英語、と言って原書、ペンギンブックスを愛読していた。
短編集”キス・キス”(異色作家短編集1)早川書房を読んだ。ブラックユーモアやちょっとした残酷さが全編に溢れぐいぐい引き込まれる。「女主人」はサスペンス風、短い話ですが、大作を読んだような満足感がある。簡潔、明瞭な表現、話の運び方、そして終わり方には余韻があって上手なんだなあ~。「牧師のたのしみ」牧師を装った詐欺師に純朴な田舎者が騙されそうになる。ヴィクトリア女王時代の末期、1890年頃のチッペンデールの整理ダンスの”脚”があぁぁ…。「ビクスビイ夫人と大佐のコート」考えて工作したはずの夫人に訪れたあっという結末。どれもみな本当に面白かった。翻訳物はその訳者も重要だといつも思う。訳者はさすが…開高健でした。

紅化粧の中は?

2007-11-06 17:32:37 | 日記
綺麗な大根、JA北上で見つけました。何と綺麗な色!紅化粧と言います。素敵ですね。赤い蕪と従来の大根を交配したものでしょ。中は?ご要望に答え公開~。ただの大根でした。でもね、シャキシャキと柔らかくきめ細かい肉質、優しい味、サラダにぴったりでした。

トリュフ

2007-11-04 09:57:27 | 日記
初めて土つきのトリュフを柿田川の市場で見ました。中国産です。香りは微かにするかなと言う感じです。フランス料理に出てきたトリュフは微塵切りでほんの少々、味は解らなかった。人工栽培した日本産のスライスしたものを食べた事がある。濃い和のだしと洋のフォンドボーとをミックスしたようなテイストだった…。三個千円。スパゲッティにしようかなあと思ったけれど、止めた。

銀杏ご飯

2007-11-03 11:56:18 | お料理
桜印(?)の銀杏ご飯です。日大の前の銀杏並木がとても綺麗です。春の萌え出づる浅黄色は元気が貰える。夏の濃い緑に包まれる樹の下の歩道はほっと息のつける涼しさ、秋はご覧の通り銀杏を拾う楽しみがあり黄葉は見事です。落葉の黄金のカーペットを敷き詰めたようなプロムナード、この風景は我が家の庭から望める富士山に次いで好きな三島の景色です。
今年は実が小さい。片手一杯拾い二日後の銀杏ご飯です。フレッシュなので緑も鮮やか、もちもちと甘い。長泉町産の新米で炊いた。これぞ当に地産地消。自然は有難い。

鰯づくし

2007-11-02 10:39:51 | お料理
お刺身で食べられるピカピカ、ぷっくリの綺麗なめばる鰯が手に入りました。半分は摘入にし、味噌汁にしました。半身をたたきにし生姜と紫蘇の実で頂きました。残りを甘辛く煮付け、韓国の赤唐辛子のパウダーを少々…味が引き締まり美味しかった。
銀杏ご飯を炊くつもりでしたが、時間がなくなりパスしました。