愛と希望と勇気の日(タロとジロの日)1959(昭和34)年の今日、天候の都合で南極昭和観測基地に置き去りにされた2匹のカラフト犬・タロとジロの生存が確認されました。1956(昭和31)年の秋、南極観測船「宗谷」で11人の隊員が東京港を出発。15頭のカラフト犬も参加しました。1958(昭和33)年、第2次越冬隊を送り込む為、再び南極に向かった「宗谷」は厚い氷にはばまれて断念し、11人の越冬隊員はヘリコプターで救出された。しかし、15頭のカラフト犬は鎖につないだまま氷原に置き去りにされ救出することができなかった。翌1959(昭和34)年のこの日、ヘリコプターが2頭のカラフト犬を発見、生存を確認しました。打電されたこのニュースは世界中をめぐり「愛と希望と勇気の感動」で包みました。ジロは南極で死亡したが、タロは5年後に日本に生還して北海道で余生を過ごしそうです。
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