キーッ キーッ と甲高い鳴き声が聞こえる。灰褐色の鳥-ヒヨドリ-が蔓に成る赤い実を突いている。蔓が揺れるので手こずっているようだ。カメラを向けると気付いて飛び去ってしまったが、その後には食いちぎられた蔕だけが残っていた。
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上の列に麻生木賊不動尊の境内の様子を、下の列に不動尊に向かう参道の両側に出ていたお店を撮して載せました。
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自慢の歯を覗かせながら 「こんなシワシワの顔撮さないでよ。」 と云っているのですが、写真に撮られるのが好きな母でした。この頃は杖も、車椅子にも乗らないで歩いていました。食事も三度三度出てくるものは完食で元気そのものでした。後1年7ヶ月で百歳、せめて7ヶ月後の卒寿の誕生日まで頑張ればと思っていましたが静かに逝ってしまいました。
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母の写真が花に囲まれ、白い棺が静かな斎場に置かれている。一昨日まで言葉は交わせないが、心臓の鼓動を示す波形の上で意志を通じていたのだが今はそれもできない。明治に生まれ、大正、昭和、平成の激動の世を一世紀生きてきた強い明治女でした。幾多の仕事に就き、生活に厳しい反面、子供には苦労をかけまいとする優しさが人一倍強い人でした。やっと日頃より口癖にしていた 「お父さんの傍へ早く行きたい」 の願いが叶って黄泉の国へ旅立って逝きました。
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朝刊の川崎版に大きな見出しに雄雄の写真が載った「レッサーパンダに花婿」という記事が出ていた。先日行った時、レッサーパンダ舎の前に張り出されていた 『★お知らせ★ ~市川市動植物園とレッサーパンダと交換します~ ◎ 当園では明明のペアリング相手を探していましたが、市川市動植物公園のカツオが来ることに決定しました。 ◎ 当園の雄雄(オス)は、1999年から市川市動植物公園より借用していた個体ですが、昨年初めにペア相手の友友が死亡してしまったこともあり、この機会に実家である市川市動植物公園に戻すこととしました。 ◎ 移動日は1月26日(月)です。 ◎ 来園者の皆さんが雄雄に会えるのは25日までとなります。』 とありました。 明明は、雄雄が故郷の市川に帰るので淋しそうに岩山の上で寝そべっていました。 ところで、独りで淋しそうだった「ロバのドンちゃん」2年前に千葉動物公園から来たカグヤと仲良く寄り添っていました。
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今日は動物たちの顔のアップを載せます。最初のマコールは何故か山の上に一族を連れて登っています。ワタボウシパッシェは寒いので暖房の効いた部屋の中、ガラス越しなのでこんなものです。クロキツネザルは陽当たりの良い木の株で猿団子になっています。シベリアヘラジカは、唯一柵の中の日当たりで反芻中。余り外に出ていないプレーリードッグが、冬毛なのか毛を立てて一匹だけ顔を見せていました。冷たい水の好きなフンボルトペンギンも、今日は寒いのか外に出て日光浴中。チュウゲンボウ、フサホロホロチョウ、インドクジャクは寒さ凌ぎに体を膨らませいました。
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インコのケージから「オハヨーッ! オハヨーッ!」の大きな声が聞こえてくる。緑色のキエリボウシインコが騒いでいるのだ。その隣の檻では、コバタンがそれを真似て「オゥーッ オゥーッ」と騒いでいる。その檻の前に近づくと、ご覧のように撫でてと檻の桟に掴まって近寄ってくる。指をそーっと頭に近づけて行くと、撫でやすいように頭を傾げてくる。
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