お好み夜話-Ver2

こなもん記・大阪編


大阪ゆうたら、通天閣やん。

歩き続けて腹ペコペコやねん。

3年前はお好み焼食べ過ぎて入らへんかったけど、今回はいったるでぇ串かつ

めちゃめちゃ並んでまっせ

そやけど、通天閣の真下やし、回転もよさそうやし、ぜったい食べまっせ

えっ、なんやて 串かつは「こなもん」ちゃうやろって。

アンタ、よく考えてみなはれ。

揚げるときに粉やらパン粉やらつけるやないか、あれも「こなもん」のひとつでっせ。

まあええやないの、ちんまいことは


ええね、この雰囲気。

昔はもっと汚ったない店ばっかりで、それはそれでそそったんやけど、まあしゃーないな時代の流れや。

安っ

欠食児童状態の我ら親子3人、食べるわ、食べるわ、もうわやや。

衣は薄く軽く食感よく、ほのかに甘みを感じる。

ソースはしつこくなく、サラッとしたウースタータイプ。

上品さにはかけるけど、どこか六本木の「味の屋」の味を思い出し、さらにまたもうひと串。

さんざん食べて飲んで、3人で6,000円でおつりがきたやんか、さすが大阪


店を出て、新世界をブラブラ。

この町の猥雑さがたまらんね。


なんじゃい、芸能人とのツーショット写真がたくさん店先に飾ってあるたこ焼き屋さんが気になるやんか。

6個300円。
おっちゃん、ひとつおくれ。

フツーにうまいやんか。


ほんでまた街をブラブラ、帰りの新幹線まで時間はたっぷりありまんがな。

街で見かけたおもろい写真は、そのうち公開しまっせ


で、梅田まで戻って阪神の地下へ。

お目当てはこちらや。


大阪来たら一度食べといてって、大阪人にいわれたので、阪神名物「いか焼き」。


並んで1枚買ったでぇ。

1枚で充分ですがな。

名物にうまいモノなし どぎゃんしてこげなもんが流行っとると

思わず熊本弁が出ちゃいますがな。

話しの種、以上。

続いてウワサの「ちょぼ焼き」。

小さい穴がたくさんあいている鉄板に生地を流して、四角く焼きまんねん。

昔の駄菓子のような、カンテラを使ってのんびりやるのとはちゃいまっせ。

こちらも人が並んでいるので、どんどん焼いてはります。

食感はたこ焼きに近いものがあるが、まあそそるもんではないでんな。

熊本にもあるという「ちょぼ焼き」も、今度ぜひ味見してみたいもんや。

たくさんの人がいろいろなものを立ち食いしているスナックパークを一巡り、今度は洋食焼を発見。


洋食焼と野菜焼と焼きそばがてんこ盛りの、一番豪華な「とらとらセット」をお買い上げ。

はっきり申しまして、不味い焼きそばが。

洋食焼と野菜焼は予想通りの“こんなもん”ですがな。

仕上げは「くくる」の、黒いたこ焼き。

ごくごく当たり前な味、黒くする意味がわからん。


しかし、天下の台所・くいだおれの街大阪の繁華街でも、この味の落差

前日に梅田のガード下で買ったたこ焼きも、びっくりするほど不味かったが、「こなもん」の本場でもやはり当たり外れがあるのはしゃぁないねん。

でも依然として「こなもん」のキーワードは、「かりっ、ふわっ、とろっ」だということを改めて実感した旅であった。

あ、あかん、もう食べられへん。

お腹がパンクや~~~

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おいらない
銀座のアップルストアにて、iPhone4でコメントしました。
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