このオヤジは自業自得だとしても、鉄板は大事に手入れして使ってきたつもりだ。
毎日仕事終わりにピカピカに磨きあげ、改装の時に業者から、処分するのが勿体無いくらいにキレイだと言われたくらい。
愛着のあった初代鉄板から2/3の大きさになった二代目鉄板も早11年目になり、ケアはしているものの近ごろ少々使い勝手が悪くなってきた。
メンテナンスしようにも製造業者は廃業してしまい、しばらく前に買い替えも視野に入れて合羽橋の業者に見積もりを依頼して何度か現場も見てもらったのに、何が気にいらないのかプツッと連絡をよこさなくなってばっくれられた😡
なんでも今の鉄板は特殊な点火方式とハイカロリーな特許製品で同じものはできず、ガスの繋ぎこみから手続きして変更しなくてはならないらしい。
かといって合羽橋の表通りに店を構えている業者がばっくれる理由など無いとは思うのだが・・・。
鉄板も気温・湿度によって調子が違うのだが、この夏の激暑と湿気、この頃の秋めいてきたのに湿度が高い状態が影響しているのか、ここ3、4日左側の二列のバーナーの炎がすっかり元気なく弱々しい。
点火して適温の220度くらいになるのに1時間もかかってしまうことがあり、おちおち種火に落とせず気が気じゃない。
この連休は例年とは違い毎晩なんだか忙しく、ガス全開で鉄板が冷える間もなかったのでよかったが、じつはすごく焼きにくく忸怩たる思いで仕上げるしかなかった。
だから毎日鉄板に点火する前に、勢いのある炎口と元気のない炎口を交換してみたりあれこれやってみた。
で、単純な逃げ道をみつけた💡
この21年間、右利きだからか、ゴミ受けが左側にあるからか、何の疑いもなく鉄板の中央から左半分を使って焼いてきたが、普段種火にしている右のバーナーは何の支障もなく盛大な炎を上げられることに今更ながらに気づいたのだ。
人間長年の習慣を変えるのは億劫なものだけど、こりゃ慣れるしかないと今までの態勢を逆にしてみた。
そして昨夜、ピカピカにした鉄板の相変わらず中央と左側は炎がよわいが、右のバーナーはまるでギンギラギンの若者のようで、注意しないとあっという間に高温になってしまい焦げてしまいそうなほど。

オヤジも近ごろじゃヘタっていたから、鉄板と老老介護状態でだましだまし焼いていてひと頃の勢いを忘れていた😓
この元気な炎だよ‼
これじゃなきゃ22ミリの厚さの鉄板の持ち味は活かせない。
しばらくはこれでいいだろうが、所詮一時しのぎだわな。
また真剣に見積もりを取ろう。
今度は大阪の業者か、広島の業者にしようか❓
素人さんにはわからないだろうが、大阪方式と広島方式ではバーナーの入り方が違うのよねえ。
どちらを選ぶかでまた焼き方や焼き物も微妙に変えざるを得ないのが悩みどころ、今はステーキ屋さんの方式に近いからその方が取っつきやすいのだけれどお値段がなぁ・・・。
いっそのこと鉄板の厚みを変えるか❓
悩むなぁ、ハゲちまうぜ!(◎_◎;)