お好み夜話-Ver2

相性OK 体重NG

腎臓移植の前提となる相性をみるため、1ヶ月前にかあちゃんと東京女子医大病院で採尿・採血した。

その結果と今後の予定を聞くために、昨日再び病院に行った。

これまでのものよりよりさらに綿密な検査をして、移植しても拒否反応が出ないかなどをみるためで、まずこれで相性が悪かったらかあちゃんの腎臓は頂けないのはもちろん、検査にかかった費用(即金で10万円‼)は無駄になっちまう。

かあちゃんと40年連れ添って相性最悪なんてことになったら笑えないよなぁ・・・、とちょっと心配しながら診察室に入ると、担当医はにこやかに検査結果を見せてくれてこう言った。

「良いですね。バッチリですよ」

ホッ😅

いろいろな抗体も良好で、かあちゃんの腎臓は健康そのもの問題なしだという。

これにより移植への道はまた一歩進み、次回は夫婦そろって心臓のCTを撮ることになった。


移植手術で怖いのは心停止してしまうことだそうで、そういう不測の事態を避けるためしっかり心臓の検査もしとかないとならないという。

かあちゃんはともかく、オヤジは去年心臓の機能が落ちて入院した経緯があるので、かなり回復したとはいえ念には念を入れて検査しなきゃならない。

そのためには体に造影剤を入れて検査したほうがいいのだが、造影剤を使うと確実に腎臓が悪化するというので今まで避けてきたのだがもはやそうも言ってられず、造影剤検査をするために透析をする必要があるのだ。

それにどのみち手術の際は透析をしなきゃならないから、早めにやっといて楽になったほうがいいんじゃないかということだ。

これまでは医者の「楽になりましょう」という言葉が悪魔のささやきのように聞こえて拒んできたが、もう三度も透析をスルーしていたし、腎臓が悪化するとそれに引きずられて心臓も機能が落ちて、息も絶え絶え歩くこともままならないという辛さを経験済みだったから腹膜透析を決断したのに、無駄に腹を切っただけでそれも叶わず、このまま1年持ち堪えられるかと問われたらもはや無理。

ここ最近の不調は体が限界の悲鳴を上げているとしか思えないし、もうとっとと透析したほうがいい。

女子医大の担当医から三井記念病院の担当医へ連絡済みということなので、来月の診察で透析のスケジュールも決まるかもしれないが、とりあえず年末年始の「はっぴーにゅういんいや~」は回避できそうだ。


レシピエントのオヤジは透析とがん検診を粛々とこなせばいいのだが、ドナーになるかあちゃんには近々に超えなきゃならないハードルが残っている。

かあちゃんのLDLコレステロール値はオヤジの倍以上、つまりデブってことだ🐷

お太りということは心臓に負担がかかるということで、あと5キロは痩せなきゃ手術ができないということは前回移植コーディネーターから言われていたのに、この1ヶ月相変わらず食っちゃあ寝で、昨日なんかご飯を食べた後に舟和の芋羊羹ムシャムシャだもんなぁ🤪

食事ももちろんだけどちょっとは運動習慣を取り戻さないと、5キロ体重を落として維持するのはキビシイと思うのですが、もうこれは本人の自主性に任せる。

いろいろ順調にいって、最後にかあちゃんデブでダメでしたなんて笑えるじゃん😆

そんときゃそれで腹を括るさ、なんせ夫婦とはいえ他人の臓器を頂くんだから、無理強いはできないやね。


まあ先々不安満載ではありますが、来年の11月の今頃手術予定と決まった。

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