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お好み夜話-Ver2

老けづくり

ラジオで「みうらじゅん」が言ってたことに頷いた。

曰く、どんなに若づくりしても老いを隠しょうもないのなら、いっそのことザ・お爺さんになるのが正しいのではないか、と。

例えば、「男はつらいよ」の柴又帝釈天の住職「御前様」を演じた「笠智衆」さんは、
「小津安二郎」監督の「東京物語」(1953年)などで30代の頃から老け役を演じ   
堂々たる「日本のおじいちゃん」ぶりを魅せてくれた。

また、初代「ゴジラ」(1954)で「山根博士」を演じた名優「志村喬」さんは
このとき49歳(@_@)

「黒澤明」の「生きる」(1952年) ではなんと47歳で、恐れ入るばかりの老けぶりは見事というほかない。
 
名優には遠く及ばないとしても、正しい老けづくりをすれば言葉に重みや説得力が増して、舐めた口をきく若僧どももなるほどと耳を傾けるかもしれない。

まあそんなようなことを「みうらじゅん」画伯は仰るのだ。
 before・・・

after‼️

ちなみに画伯は「通販生活」で「老いるショック」というコラムの認定委員長をつとめておられる。

老いからくる勘違いや失敗を笑いに変えて、老後を楽しんじゃおうという前向きな企画で、いつもながらに素晴らしい👏


振り返ってみるとこの5、6年、病や老いに抗って無駄な抵抗をし続けてきたが、もはやどこからどう見てもポンコツジジイなのだ。
(投げちゃん曰く、めんどくさい系ポンコツおじさん、だそうです)

これまで様々なアクシデントがあって時どき落ち込んだ哀れな年寄りになってしまったかもしれないが、まあこのブログは概ね能天気でおバカな「オヤジパッション」だから、今後も「老いるショック」なネタで笑い飛ばしてやろうと思う。

で、昭和の良い子のガンマンは、
ウルトラなクソオヤジになり、

なんの取り柄もへったくれもないポンコツすぎるナイスなクソジジイになったのである。

しかしこんなこと書いておいて、つい魔が刺して、昭和の頃からある「か美乃素」をはじめて買ってしまった。

なんでも、育毛と白髪染めが同時にできるんだそうな。

わかっちゃいるのに無駄な抵抗、またやっちまったい( ̄◇ ̄;)

 

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