「ここは仙台一うんめぇ海鮮食わせっとこだから、オヤジ酒グイグイ呑めっから」
と、雨降る中を車に乗せてもらって来た居酒屋で出されたのがこの刺身の盛合わせ。
それにこの手榴弾みたいなホヤもうんめぇぞ。
うん、たしかにうんめぇ。
それにこの手榴弾みたいなホヤもうんめぇぞ。
それにもまして嬉しいのは美人の奥さんとの初対面、それと息子の「ゼンちゃん」の可愛いこと
モグランポ史上最強の調子コキが「パパ」と呼ばれる日が来ようとは🤣
すっかり「ゼンちゃん」とも仲良しになって、
「マゴ」っ可愛がりの図。
酒を呑むのは調子コキ「パパ」とオヤジのみという中で、ビール、日本酒、焼酎と杯を重ね、帰りに予定している新幹線の時刻が迫ってくるが、
酒を呑むのは調子コキ「パパ」とオヤジのみという中で、ビール、日本酒、焼酎と杯を重ね、帰りに予定している新幹線の時刻が迫ってくるが、
「オヤジまだ酒足りないべ、もう一軒近くにいいとこあっから、まだはえーしさ」
と調子コキ「パパ」がいえば「マゴ」も行こう行こうと、調子コキの遺伝子が正しく伝えられているように縋りつく。
で、二軒目の居酒屋へ流れ、再びお酒をやりなおし、「マゴ」もテンション上げ上げで、いつしか予定の新幹線はハヤブサのごとく過ぎ去り、
「もうさ、せっかくだから泊まってけばいいさ、宿なんかいっくらでもあっから、雨も降ってるし」
と調子コキ「パパ」が言うのを、どこかで予感していたようないい気持ちちゃんに酔いがまわったポンコツオヤジであった。
気がつくとタクシーに親子3人揺られ、おり立ったのは懐かしや国分町、雨の歓楽街には人はまばら、これまで何度この街で呑んだくれたろう・・・。
そしてまた気がつくといつのまにかホテルの部屋に入っていたのだが、
ん?ベッド2つに我らは3人、ん?かあちゃんはどうした?と小僧に問えば、シャワーですという。
そうか、ならばとベッドに倒れ込んでご臨終💤
翌朝、何年かぶりで喉がカラカラで頭が重い感じで目覚め、状況を確認しようと室内を見まわし昨夜のことを思い出す。
そういや調子コキ「パパ」が電話でホテルを予約してくれたみたいだし、タクシーの窓からバイバイ👋したのもなんとなくおぼえている。
ということはここはまだ仙台・国分町のビジネスホテルの一室ではあ〜りませんかと、朝5時に覚醒してカーテンを開ければ仙台は良い天気。
しかしチェックインの時に宿泊代を払ったろうか???
まいっかと久々に「投げちゃん」流に呟いて、シャワーを浴びて頭をシャッキリさせる。
そういやこのホテルに泊まるのは2012年の「仙台国際ハーフマラソン」の時以来だと突然思い出す、あの時も格安で大浴場があって朝食が食べられるという条件でこのホテルを選んだのだった。
そうそう安かろう良かろうのホテルの名は「ホテル プレミアム グリーン ソブリン」だと思い出した。
すると小僧が
「メシ、メシ、オレの朝メシ」
と言った。
昨夜腹一杯食べたくせに、朝の儀式のごとく予定の時間になれば腹が減るのだ。
しかしこれまでは計画した予定通りに旅を終えて家に帰らなければ気が済まなかったのに、旅のプランを予定通り進めないと焦って汗を掻く始末だったのに、今回に限ってスンナリと予定変更を受け入れて2白3日から3泊4日になったのも気にしていない。
昨夜は楽しかったか❓と聞くと、
「最高です!!」
と即答。
何が良かった❓とさらに問うと
「お刺身と「バーバーくん」とゼンちゃんとおくさんです」
とこれまた即答。
う〜む、調子コキめ、いまだに小僧を籠絡しておったか!(◎_◎;)
まあでも小僧の言う通り、美味いものを食べかつ呑んで、やっと奥さんと息子にも会えて、お姉ちゃんやお父さ・・「帝王」にもお会いできて、ほんと感謝しかないm(_ _)m
ただあの調子コキが「パパ」と呼ばれることに、何だかまだ違和感を感じてしまうオヤジとかあちゃんなのであるが。
さて「ちち」「ホリちゃん」「サバ兄」、「バーバーくん」のお店は11年目にして店舗を移転することになったのですよ、まだしばらく現在の場所で営業するようなので、金と時間の都合があったらチョキチョキ✂︎ツアーはいかがかな❓
仙台一美味い刺身とか格安のホテルもあるし、そん時ゃもれなくこのオヤジも付いてくるんだけどサ( ̄∀ ̄)
朝食バイキングで大盛りご飯を食べる小僧を横目で見ながらコーヒーを飲み、本日の計画を練る。
旅に予定外はつきもの、急ぐ旅ではあるまいし、宮城県をさらに楽しむのも一興と、2013年以来10年ぶりの石巻へ行くことに決めた。
そうと決まればさっさと荷物をまとめチェックアウト、惚けた顔つきで他のホテルから出てくる酔客や通勤通学の人たちに混じり、かつて「仙台国際ハーフマラソン」で走った青葉通りや定禅寺通りを横切り駅へ向かう。
仙台は陽射しは暑いけど風は涼しく、盛岡よりも人々のマスク率が高い。
駅の近くで我らもマスクをし、初めてのJR「仙石東北ライン」に乗って石巻へ。
つづく・・・