先日このブログで、一人ピクニック気分なんて書いたら、
「オヤジ、大丈夫か」
って仙台の「バーバーくん」から電話があった。
フン、大丈夫だよ、さびしくなんてないやい🤪
とはいえ、もう少し自宅から離れて気分転換するのもいいかなと思い、とりあえず御茶ノ水まで行って中央線に乗り換えた。
とくに目当てはなかったが、東小金井駅で下車して「江戸東京たてもの園」にでも行ってみようか、障害者手帳のご利益で無料だし。
と、なんとなく決めて電車の揺れに身を任せていたら気持ちよく、かあちゃんと二人ついウトウトして、気がついたら東小金井の駅で扉が閉まってしまった。
仕方がないからまたウトウトして、立川駅を通り過ぎ青梅もやり過ごし、日野駅で慌てて降りた。
このまま高尾まで行ってもよかったが、澤乃井ガーデンのことを突如思い出したのだ。
ガンガン走っている頃から行きたいと思っていたのに、ついぞその機会がなくいつしか時が経ってしまった。
上り電車に乗って青梅駅まで戻り、
青梅線に乗り換えた。
近ごろじゃ青梅駅 〜奥多摩駅間は「東京アドベンチャーライン」というようで、
ステッカーの貼られた電車に乗り込むと、山歩きなどの人は朝早く行ってしまっただろうから平日の10時すぎの車内はガラガラ。
のんびりと各駅停車は走ってゆき車窓の景色はどんどん山深くなり、旅気分が高まってゆく。
青梅より先に行くのは11年ぶり、2013年6月に御嶽山から日の出山を走り抜け日向和田駅までトレイルランをした以来( カミナリ様と追いかけっこ 参照)。
青梅駅から6駅目の沢井駅で下車し、駅を背に多摩川に向かって「小澤酒造」の塀に沿って坂道を下り、青梅街道を横断してさらに坂を下りてゆくと、
多摩川にかかる吊り橋が見え、手前で右に曲がればオープンテラスガーデンの「澤乃井園」到着。
嗚呼、エントリー時期がほぼ同時期だったので東京や大阪を優先してしまい残念ながら走れなかったが、もし「青梅マラソン」の30㎞コースにエントリーしていればここまで走ってこれたのに・・・。
ま、今は夢のまた夢、それよりも目先のお酒です。
この「澤乃井園」では東京の銘酒「澤乃井」が自然の中で飲めちゃうのであります🤤
多摩川を望める席を確保し、券売機で食べ物・飲み物のチケットを買う。
で、お待ちかね呑み比べセットに寄せどうふとおぼろ豆腐、
味噌こんにゃくにモツ煮で昼ごはん。
川のせせらぎと鳥のさえずりを聴きながら、心地よい風に吹かれて久しぶりの日本酒が五臓六腑に染み渡りますぜd( ̄  ̄)
味噌こんにゃくにモツ煮で昼ごはん。
川のせせらぎと鳥のさえずりを聴きながら、心地よい風に吹かれて久しぶりの日本酒が五臓六腑に染み渡りますぜd( ̄  ̄)
「澤乃井」の特別純米はもちろん旨かったが、純米の「本地酒」がオヤジ好みでなかなか良かったので帰りに買っていこうと思った。
のんびりと杯を重ね、豆腐やコンニャクをつまむと、呑み比べセットでは足りなくなり「澤乃井」おかわり😆
なんだかゆったり時間が過ぎていくよねぇ、もしここにハンモックでも吊ってあったら秒で落ちるだろうね😪
しかしこれ以上は帰りたくなくなっちまうので、テーブルを片付けて「澤乃井園」を後にし、飲んでいるときから時おり鳴っていたお寺の鐘の音がどこで突いているのか突き止めるため吊り橋を渡る。
ああ良いねぇ、これが多摩川の上流
小河内ダムから流れてくるいい流れ。
吊り橋を渡ると立て看板があり、
階段を上っていくと鐘つき堂があった。
せっかくだからとかあちゃんが鐘をひと突きして、静かな山間にガ〜ンと響かせる。
さらに急な階段を上ると、中国の蘇州にある寒山寺にちなんだ「寒山寺」の山門につきあたる。
せっかくだからお賽銭を入れて、急な階段を下り吊り橋を渡り、
階段を上っていくと鐘つき堂があった。
せっかくだからとかあちゃんが鐘をひと突きして、静かな山間にガ〜ンと響かせる。
さらに急な階段を上ると、中国の蘇州にある寒山寺にちなんだ「寒山寺」の山門につきあたる。
せっかくだからお賽銭を入れて、急な階段を下り吊り橋を渡り、
多摩川沿いの遊歩道を御嶽駅方面へ進む。
都心は真夏日だというが、こちらは爽やかで木陰を流れる風が気持ちいい。
都心は真夏日だというが、こちらは爽やかで木陰を流れる風が気持ちいい。
カヌーをする学生や、河原でシートを広げ歓談する人を見ながら、一応舗装された遊歩道を歩いてゆく。
こんなのどかな風景でも、ひと雨降ってダムの水が放流されれば激流になるのだろう。
いいねぇ、こんな木陰でお昼寝したい。
心地いいといっても、酒を飲んだあとに日なたを歩けば汗もかく。
御嶽駅へ着いた時には汗びっしょり(~_~;)
11年前はここからバスに乗り、滝本駅でケーブルカーに乗り換え御嶽山駅で下車、標高929mの武蔵御嶽神社から走り出して日の出山を目指し、熊に注意の看板をやり過ごし木の根っこに足を取られ転んだりして、ここから5つ先のJR日向和田駅にゴールしたのだ。
思えばこれまで、一人でいろんなところを走り回って汗をかいていたものだ。
あんな元気はとても取り戻せそうもないが、こうして少しでも旅気分をかきたて、歩けるだけ歩いて汗を流し、あわよくばチョコっと走れたらラッキーだね。
御嶽山駅の改札前で少年が生わさびを売っていたのでそれを一つ買って電車に乗り、青梅駅で東京行きの特快に乗り換え、座った途端に瞼が落ちて、よだれを垂らさんばかりに爆睡したのは言うまでもない。
楽しかった、また来よう‼️