お好み夜話-Ver2

君子危うきに近寄らず❓

仕入れを終え車をバックで駐車場に入れようとしていた。

バックミラーにこちらへ歩いてくる人が見えたので停車して待ったが、中年女性と小太りの20代前半と思しきお兄ちゃんの二人は向かい合わせの家々のポストにチラシだかビラを入れて歩いているのでなかなか近づいてこない。

するとその後ろから杖をついた老婆が近づいてきて、この三人がゆっくりと車の脇を通り過ぎた。

ビラ配りの二人組は何やらブツクサ言いながら車の前でもたもたして、老婆がすぐ先の家に入ろうと段差に足を上げたその時、小太りのお兄ちゃんがクルッと方向転換をして老婆に軽く当たってポストにビラを入れた。

その瞬間、老婆がバランスを崩して見事に仰向けにひっくり返った!(◎_◎;)

その一部始終を車のフロントガラス越しに見ていて、老婆が頭を地面にぶつけていないのを確認したが、あろうことかぶつかったお兄ちゃんは「どうしよう?」というように中年女性と顔を見合わせ、そのまま立ち去ろうとしたのだ‼

思わず車の中から、

「ちょっと待て!! 知らん顔で行くつもりか、可哀想だろう!! 」

と叫んで、車を飛び出した。

その剣幕に二人は怪訝な顔でこちらを見て、中年女性が何やら言った。

「漢字漢字漢字漢字・・・」

中国語かよっΣ(・□・;)

しかし、何語だろうが何人だろうが、そんなの関係ねぇ!!!

目の前で倒れている老婆をそのままにしてズラかろうってぇ了見が勘弁できねぇ💢

が、先ずは倒れている老婆・・・、とその時通りかかったお姉さんが手を貸し老婆は軽く頭を下げ家の中に入ってしまった。

あとに残されたのは中国人とこのオヤジ、双方チッて感じで睨み合って右左へ。


車を駐車場に入れてふと考えたが、もしあの時中国人がキレて、小太りのお兄ちゃんがナイフでも出したら・・・。

もし取っ組み合いになって、左腕でも腹でも負傷したら・・・。

この1年の我慢がすべて水の泡になっちまう・・・。

手術は延期、今度は右腕にシャントを作り直さなければならなくなっちまう、かも・・・。

君子危うきに近寄らず・・・、ぜんぜん君子じゃないが、自ら危うきに近寄っちゃあダメでしょう。


なんたって来週10日に入院する身だし、これからは何があっても激せず心穏やかにして体をいたわらないと😓

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