昨年「月刊COMIC リュウ」で「第7回龍神賞」の最終選考に選ばれ、みごと「銀龍賞」に輝いて雑誌掲載された「孫市がいくさ」の著者「わらいなく」先生こと「八っちゃん」が、いよいよ雑誌連載が決り、名実ともに漫画家「わらいなく」としてデヴューすることになった
そのことを書く前に、この場を借りて「八っちゃん」のおかあさんに謝りたいと思います。
前回「八っちゃん」のことを書いた記事を故郷のおかあさんが読んでくださったのだが、ガリガリに痩せた「八っちゃん」が、お湯にとろろ昆布を入れただけの貧しい食事をしているというくだりを読んで、さぞや弱っているのだろうと心配させてしまったのであります。
少々オーバーに書き、余計なご心配を与えてしまい、まことに申し訳ございませんでした
ご子息は大丈夫でございます。
同郷の先輩の「クロダくん」など、どうしてそんなに膨張しているのかと呆れてしまうような若者も身近におり、現在の若者にはない雑草魂といいますか、世の中が1970年代に逆戻りしても十分にやっていける頼もしさもあるようです。
ご覧のように、東北支援のための日本酒も飲んでいい気持ちちゃんのご機嫌ちゃんですから、どうぞご安心くださいませ。
さて、「八っちゃん」こと漫画家「わらいなく」のデヴュー作「キーマン」は、今月の19日発売の「COMIC りゅう」に掲載されます。
デヴューしたとはいえ、まだまだブイブイ羽振りよく銀座あたりで「センセイ、センセイ」とちやほやされて高い酒を飲むなんてことは程遠く、「八っちゃん」はそういうことはまったく望んでいないにしても、これからが勝負の新人にすぎません。
どうかみなさん、雑誌を買って、たぶん9月頃に出るという単行本も買って、若い芽を育ててあげましょう。
実際の「八っちゃん」はとてもシャイで、控えめなので、少しでも宣伝してあげたいのです。
しかしまあプロなんだから、なんかちょっとさらさらっと買いてよ、という注文に戸惑いながら「わらいなく」先生描いてくださいました。
酔っ払い描きおろし、「孫市がいくさ」の主人公「雑賀孫市」からのメッセージ「米を喰え !! 」
有り合わせのボールペンと、先の潰れ気味のマジックで描いてくれましたが、流石です
モグランポの家宝として、額に入れて店に飾らせて頂きます。
さらに、仙台の「バーバーくん」へのお願い。
キミもご存知なように、「八っちゃん」の髪の毛を何とかしてやってください。
単行本が出る前に、著者近影などといって写真を撮られる前に、あのタワシみたいな髪をカッチョよくしてあげたいのです。
オヤジも昨年末から髪を切っていませんし、キミに切ってもらおうと伸ばしております。
どうかこのしょうもない頭をふたつ、なんとか刈ってやってください。
こっちから仙台へ行くか、顎足付きで来てもらうか、ちょいと考えます。
19日、本屋へ走れ !!
以上、よろしく
