お好み夜話-Ver2

深夜の大爆発😱

かあちゃんは自他ともに認める化石職人だ。

しばらく前に冷蔵庫の中を整理していたら、昭和50年代の瓶詰めが出てきて、得体の知れない中身はカッチンコッチン。

食品庫の乾燥ワカメは風化してバラバラ、戸棚の奥にはチョコとアメとクッキーらしきものが合体して、まるで「遊星からの物体X」のような不気味なモノになっていたりした。

なぜか用のないものを取っておく性分で、捨てられないのに放置するから始末に悪い。

だが、過去にあんな事やこんな事をやっちまったポンコツオヤジが今日まで棄てられなかったのは、ひとえにかあちゃんの捨てられない性格のおかげかもしれない・・・。


PC環境を整備する「Thunderbolt」作戦が進行して、部屋の片付けはリビングにまで及んだ。

マラソン大会の参加賞のTシャツなどのウエアやバッグや帽子など、親子3人分のマラソングッズがいっぱいになってきたので衣装棚を整理し移動して、いらないものを大量にゴミに出した。

スッキリ片付いた部屋でウイスキーを飲みながら、次なる一手はどこからいくかと考えていたら、腹が減った。

深夜の1時を回っていたからチョットしたものでいい、そこで食品庫をあさってみたら、電子レンジでできるポップコーンを発見した。

賞味期限を見ればなんと3年前、う~んどうする❓

捨てるのは簡単だがしょせんポップコーン、乾燥してるんだから温めりゃ蘇るかもしれない。

チンしてダメなら捨てりゃぁいいんだと、軽い気持ちでレンジへ入れた。

温め時間は3~4分と書いてあったので3分半にセットし、トイレでお花を摘んで戻ってきたら、ウググ⁉焦げ臭い。

慌ててレンジの所へ向かう途中、中のポップコーンが爆発して扉の隙間から黒い煙がモクモクと😨

すわっ‼ 換気扇を最大出力でON、窓を開け恐る恐るレンジの扉を開けた。

3年前の賞味期限切れのポップコーンは炭になって庫内に飛び散り、火事場の臭いが部屋中に充満した。

炭になったポップコーンにさらに火が着くんじゃないかというぐらいアッツアツで、フキンがなけりゃ持てないほど。

それでも袋の下側は破れていなかったので、取り出してレンジの中をきれいにし、炭ポップコーンを袋に押し込んだ堅く縛った。

ふぇ~😰こりゃちょっとやそっとじゃこの焦げ臭い臭いはとれないぞ。

朝になったらかあちゃんに怒られるのは間違いない、どころか、今目覚めてこないのが幸い。

よし、この隙に証拠を隠滅してとっとと寝てしまおう。


そして本日、遅くにそお~っとリビングに上がると、冷ややかな目でかあちゃんと小僧から見られ、事の次第を言い訳した🙇🙇

教訓、深夜のポップコーンはやめましょう。

なおかつ、賞味期限切れのポップコーンは温めずに捨てましょう。


それにしても、ポップコーンごときにあんな爆発力があるとは、昭和のポン菓子を思い出してしまったぜぃ😁

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