お好み夜話-Ver2

マーキングの朝

こんなジジイになるまでに、折ったり切ったり縫われたり、人に言うのも憚れるような恥ずかしい仕打ちも多々受けてきてはいたが、それでもモロに腹を切るという事態には至らなかった。

しかしもはや年貢の納め時、令和元年8月9日午後、医者から切腹仰せつかって御座候・・・。

切腹して生まれ変わって真人間になるがよいっ‼

といわれたわけじゃあないけれど、去年からの不調が解消されればずいぶんラクになるだろう。


切腹まであと2日の朝、血液浄化部に呼び出され腹にマーキングされた。

お腹のどの辺りを切って、カテーテルをどういう風に配置して、どこから出すかというガイドラインを腹にマジックで書かれた😳

ひとのお腹にイタズラ書きみたいに線を描かれ、透明のビニールにそれを写し取るというアナログな手法でやるんかいΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

えーっ、そんな単純な、包茎手術じゃあるまいし、一生腹の中に入って生き死にを左右する管をこんな簡単に埋め込むんかい!(◎_◎;)

手術時間は2時間くらいで全身麻酔だというので、アッちゅう間に意識を失って醜態を晒して終わるんだろうけど、手術室から出てきたときには左の脇腹から20㎝ほどの管が出ている“クダ付きの男” “クダらないヤロウ”になっちまうのだ。

なんだかなぁ、もっと厳粛な感じだと思っていたのに、意外と簡単みたいで拍子抜け・・・。

さらに詳しいことは多々あるようだが、それは順に追ってご説明ということらしい。


というわけで手術前日の今日は、入れ替わり立ち替わり関係各者がやってきて話をしてくれるらしい。

素敵な女医とか、セクシーな麻酔医とか、グッときちゃうナースが来てくれるといなぁ・・・。

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