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お好み夜話-Ver2

現場で焦るオヤジ

今まで会話する相手といったら家族と医療関係者、「ちち」と時どき仙台の「バーバーくん」と「投げちゃん」だけだったが、最近は現場で職人さんたちとやりとりして、たまに冗談を言って笑ったりして楽しい。
 
先日は大工さんが「マキタ」の現場用Bluetoothラジオを持ってきて、それはドリルや丸ノコなどとバッテリーが共用でき10台まで接続できるという優れもので音もいい。
 
思わず「いいなあ」というと、「何すんですか、こんな大げさなもの」と大工さんから突っ込まれ、「この人道具に凝るんすよ」と内装屋さんがらさらに突っ込む。
 
日一日と変わってゆく現場を見て「なるほど、それがそうなるのか」と唸り、電気屋さんも設備屋さんも15年前の内装屋とは大違いのチームワークの取れた仕事ぶりに、今度はストレスが溜まって絶不調に陥ることはなさそうだと安心する。
 
エアコンの取り付け位置などを確認してほしいと連絡をもらって行ってみたら、

前回は付いていなかったダクトの金物が付いて、

窓際に2層シンクのお湯と水の水栓も取り付けられ、

エアコンも運び込まれていた。

最初のときも次のときも鉄板の熱量にエアコンが対応できなくて困ったものだが、今回はそんなことがないようにエアコンは2台にし、客席はもちろん厨房内も涼しくなるようしっかり電気屋さんと話し合って対策した。
 
コンセントの位置や照明の位置を確認してひと段落すると、オヤジの作ったジオラマ写真を見た職人さんたちが、壁の厚みを利用して棚を作ってくれることになりその位置も確認した。
 
順調に進んでいる工事に安堵した反面、こちらのメニュー作成とか細々したものが遅々として進まないのでちょっと焦ってしまった。
 

1997年のオープンからずっと使い続けている食器もあるが、だいたいは割れたり欠けたりして数が減ったりメニューに合わなくなったりしたものもあり、次回はランチやコーヒーもやる予定なので飯碗やコーヒーカップなどを揃えようと、舎人公園で開催されている「全国大陶器市」へ行ってきた。
すると初っ端から掘り出し物の食器に出くわし、それを10枚取り置きしておいてもらって先へ進むと、今度は以前上野でやっていた陶器市でみて目をつけていた山中漆器の飯碗とコーヒーカップを発見してこれもお買い上げした。
 
すんなりと目的のものが揃って帰路につき、立ち寄ったスーパーで「鉄板手焼き とん平焼」というのを買った。

税込494円のお味はというと、肉片2切れほどのキャベツの卵包みという感じだった。

なるほどね、これで494円なのだからモグランポのとん平焼はずいぶん良心的だと思う。
 
今度はロース肉を使って定番の大葉とチーズに、お好み焼でも人気だったモチ・明太・チーズをやろうと思っている。
 
これまでは650円だったが、世間はいろいろ値上がりもしていることだし、さて、いかほどにしましょうかね❓
 
 
職人さんにジオラマを褒められたからというわけじゃないが、かつて飾っていたモグランポの人形を補修してまた飾ろうと仕舞っていたものを出してみたら、
ゲゲッ、見るも無残・・・、オヤジもポンコツになっちまったが、モグランポ(27歳)もかなりポンコツだ。
 
かつてはまあまあ可愛かったのに・・・。
エプロンとバンダナはかあちゃんのママ友に作ってもらったのだが、洗濯したりしているうちに何処かへ行ってしまい、軽量粘土で作った足と尻尾は取れかかっていて、ヒゲも目玉もひとつ取れてしまっている。
 
こりゃこのままじゃ申し訳ない、ただちに直そうととりあえず足と尻尾はボンドで接着し直した。
 
 
嗚呼、こういうことで悩んでいるから、ちっともメニュー作りが捗らないのよねぇ・・・。

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