古い伝票や使わなくなった装飾品、フリマ用の雑貨や衣類、もうほとんど捨てても構わないようなものに混じってフィギュアの入ったダンボールが5、6箱。
10年ぶりくらいに開けて中を確認して、そのままハマってしまった。
柔らかい布やエアーパッキンに包まれていたのは、ゴジラを筆頭に大小さまざまな怪獣軍団。
ほとんどが20年ほどの眠りについていた、懐かしの怪獣たち。
まだオヤジがポンコツのド老眼じゃなかった頃に組み立てて、エアブラシなどで彩色を施し、建て替える前の我が家に飾ってあったものたち。
よく集めたし、よく作ったものだ。
かあちゃんからは邪魔だジャマだと目の敵にされたが、あらためてこの有り様を見れば宜なるかな・・・。
しかしせっかくのコレクションもこのまま埋もれさしたままじゃもったいない。
長い年月で変形したり、尻尾や腕が取れてしまったり、組み立ててあとは色を塗るだけで放置されたものなどを分別し、あまりに大きなものやがさばるものは除き、状態がよく見栄えのするものを選んで店に持っていくことにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/3b/feda0c1d6f3ffbf4cabbf7fd97eefa41.jpg)
尻尾が長いけどやっぱりいい、エレキング、単色でも存在感があるテレスドン、カラフルによく塗ったペガッサ星人、いいじゃない
なかでも圧倒的に目立つ、エビラを1本背負いをするゴジラはレジ前に飾り、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/1d/687e63befa3ab7b4ac95643dcc4a3a46.jpg)
大好きなエリマキ怪獣ジラースは、100均でベースを買ってきて固定した。
昭和の良い子の時、ジラースと戦うウルトラマンがエリマキをはぎ取ったら、モロにゴジラになっちゃって、思わぬ夢の対決にワクワクしたものだ。
そんな30㎝のジラースを、なかなかうまく作って塗っていたことに我ながら驚いた。
怪獣酒場の後遺症がまだ続いていて、エスカレートしてしまった。