お好み夜話-Ver2

奇跡の2日、スイッチオンの3日

正月の2日にまったく酒を飲まなかったのは、かあちゃんと一緒になって以来初めてのことだ。

だから、35年目の奇跡と言えよう。

飲めなかったのではなく、意識的に飲まなかったのだ。

かと言って飲まないことにさしたる理由もなく、年始に1日ぐらいは飲まなくてもいいかなと、どこへ行くでも誰と会うでもないOFFだからできたことだ。


そして3日目も箱根駅伝の中継をradikoで聴きながら走り、風呂に入った時点では完全に素面。

風呂から上がると、ムスメがかあちゃんの手伝いで着付けを終えていたので、不器用な自分もお痩せになってから初めての和服に袖を通した。

ムスメとかあちゃんと3人でちゃらちゃら和服を着て、浅草へ初詣に行こうって寸法だ。

風はちょっと冷たいが、和服は以外と暖かい。

駅まで向かう間に、見知らぬ人から「親子でいいですね」なんて声をかけられ、東武線に乗って浅草へ。

ごった返す仲見世やお上りさんの歩くようなところを避け、裏道から浅草寺へ向かい行列の人を尻目に脇から浅草神社へ入ってお賽銭をいれてパンパン。

粋な和服の親子の正体は、芸者の置屋の女将と下町芸者だったりして。

ピンクの和服はじつはかあちゃんのだ。

そしてあこぎな問屋の旦那と、田舎から出てきた丁稚小僧。

おデブの時につくった着物だけれど、柔軟性があるなぁ和服は。

お参りをしてからちゃらちゃら正月の街を歩いて、すぐに入れた「十和田」で天ぷらをつまみにビールを解禁。

グラスにほんの3杯で切り上げ、芸者と女将が甘いものを食べたいというので「舟和」で3人は甘味を味わい、あこぎな問屋の旦那はうっすいコーヒーを。

それだけで浅草を後にするなんて、これも奇跡のようだが、今夜はメインイベントが待っているのだ。

ひひひ、そりは次回

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