お好み夜話-Ver2

むかしのおぢさん

おぢさんは子供の頃、サッカーをしていました。

まだ少年マガジンや、少年サンデーが50円で買えた頃です。

「ハマちゃん」の愛読書の少年ジャンプはまだ創刊されてません。

その頃なのでサッカーシューズなんて履いてる子供は珍しく、近所の靴屋さんでたった1足あったのを親にねだって買ってもらいました。

「ハリスの旋風」
の主人公「石田国松」(あしたのジョーにクリソツ)に憧れ、ゴールキーパーが好きでした。

でも「赤き血のイレブン」
みたいな仲間も集まらず、いつの間にかやめてしまいました。


中学生になったおぢさんは、体操を習いました。

体操と言っても、夏休みのラジオ体操じゃありません。

器械体操です。

ちょうど教えてくれる先生がいて、バク転や大車輪などを毎日練習して、試合に出られるのを楽しみにしていたら、先生が突然居なくなってしまったのです。

学校をやめたのか、転勤したのか、それすらわからず体操部(サークルみたいなもんだったけど)は自然消滅。


水泳も一時、夢中になったことがありました。

でも泳ぐというより、潜るほうが好きで、25メートルプールを潜水で泳いじゃうので、先生とは相容れない仲でした。


次はバレーボールです。

ミュンヘンオリンピックの影響で、鬼の松平監督の練習を取り入れ、バレーボールなのになぜか倒立ばかりしていて、レシーブは下手なくせに逆立ちだけは一番うまかったりして・・・。


バレーボールをやめてから、自転車にハマりました。

でもスピード競技ではなく、旅の手段としてテントを積んで彷徨うという屈折した自転車乗りでした。

これは結構続いて、四国一周や北海道へ旅したこともありましたが、なんだかこれもいつしか乗らなくなって、後年「サバ兄」に自転車やパーツを全部上げてしまいました。


こうして書くとけっこうスポーツをしているみたいですが、スポーツに投資するよりもお酒に投資しすぎて、こうして今のりっぱな酔っぱらいのおぢさんが出来上がったワケです。


だけど今じゃフルマラソンでは「ハマちゃん」よりもタフで、「ホリちゃん」よりも速く、「タカちゃん」よりも大会出場経験は豊富で、「サバ兄」よりも軽く、師匠よりも悪魔なのに。

もうすぐオリンピックが大詰めです。

このところ毎晩テレビで、目真っ赤ちんのおぢさんです。


こんな素敵なナイスミドルのおぢさんを、添削好きな女子ふたりはケチョンケチョンにやっつけるのです。

でもどうだお嬢さん方、今度は非の打ち所もあるまい !!

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コメント一覧

投げ子
おじさん、いつも思ってたけど『おぢさん』って自分で書くの、恥ずかしくないの??笑
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