まずスクリーンの前にデンと鎮座ましますベッドをなんとかせにゃならぬし、ばあさんのどうでもいい遺品も始末せねばならん。
それに肝心のプロジェクターもブルーレイディスクレコーダーも買わにゃならんし、応接ソファーの位置も変えねばならない。
そしたらラックも配線もやり直し、7.1ch用のスピーカーもサブウーファーも必要だ。
上を見たらきりがないし、金をかければいいってもんでもないが、最低限必要なものはどうしても買う必要がある。
嗚呼、いいもん見せてもろて、物欲に火がついてしまった・・・。
秋葉原のヨドバシカメラに用があったついでに、AVフロアをうろついてプロジェクターやレコーダーを物色しつつ、ワイヤレスのサラウンドヘッドホンに引きつけられてしまった。
一昔前なら何万円もしたであろうヘッドホンシステムが、なんとお手軽価格
Panasonicの
デジタル・ワイヤレス・サラウンドヘッドホン・システム RP-WF7
プロジェクターやウーファーをそろえるよりずっと安上がりで、取りあえずの満足感は得られると思いお買い上げ。
そうなると何かソフトも欲しくなり売り場を移動したら、DVDが5枚で4千円のキャンペーンをやっていたので、このさい持っていない映画を5枚チョイス。
1枚あたり800円だものなぁ、Blu-rayじゃなくたってぜんぜんさ。
まず1枚目。
おっと久しぶり、なんども観ているが持っていなかった
「男たちの挽歌・最終章 狼」
2枚目も何度も観ているしVHSでは持っている
「地獄の黙示録 特別完全版」
3枚目、ミュージカル映画はあんまり観ないんだけど、これはなかなか良かった「リチャード・アッテンボロー」監督の
「コーラスライン」
4枚目は「ヴィン・ディーゼル」の人気シリーズ「リディック」の原点、
「ピッチブラック」
で、5枚目はくせ者「サシャ・バロン・コーエン」の
「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」
ええ買い物したなぁ、今夜はどれを楽しもうかなぁ、などと思いを巡らしながら仕事を終えて帰り、充電しておいたヘッドホンとトランスミッターにテレビの光デジタル出力端子を接続して、まずはかあちゃんにデモンストレーションすると、目をまん丸くして「映画館みたい」と食い入るように画面を見つめた。
この「ワイヤレス・サラウンドヘッドホン・システム RP-WF7」のトランスミッターには3台までヘッドホンを増設できるのだが、家族みんなでヘッドホンをつけてシーンとした中で画面を見つめているのはいささか変だ。
やはり何人かで楽しむためにはプロジェクターにスクリーンが必要だが、ひとりで深夜に静かに映画にひたるにはコイツは素晴らしい。
買ってきたDVDを観ようと思ったけれど、最初はガンガン最新の効果音を鳴らしたいので「アイアンマン2」のBlu-rayをレコーダーに入れた。
ウッヒャー、よいねよいね、音も装着感も申し分なし、それに1階から3階までヘッドホンをつけながらウロウロしたりトイレにも入ってみたりしたけれど、まったく音声が途切れずノイズも入らない。
こりゃしばらくは毎晩ヘッドホンをつけてしまうかもしれない。
もうすぐマラソンだってのに、寝不足注意だぁ
