お好み夜話-Ver2

新しい風よ、吹け

久しぶりに取材を受けた。

最近は雑誌やTVの取材の電話があっても、断るようにしていた。

何度かイヤな思いをしたせいで、面倒くさくなったからだ。

でも今回の取材は商店街の方がすすめてくれたということなので、無下に断るのはためらわれたし、メニューで悩んでいるときでもあったので受けることにした。


約束の時間にカメラマンと記者の若い女の子がやってきて、取材の意図を聞いた。

「千住のおいしい ! 楽しい ! 面白い! を再発見 千住スタイル」というフリーペーパーの秋号の特集がお好み焼ともんじゃの特集なんだそうな。


千住の町も学生が増えたので、地元の商店との交流をめざして作られたようだ。

ぶっちゃけ、今の大学生は人とのふれあいが不得手な子が多いから、地元にこんな店があるよと知らせて店の人といい関係が築ける手助けになれば、ということらしい。


なるほどね。

モグランポでもカウンターに座れない、避ける子が増えているからなぁー。

自分で焼くお好み屋さんで、焼き方がわからず、かといって店の人にも聞けず、でたらめに焼いてしまう学生が多いんだそうな。

まあそんな子だけでなく、訳知り顔の大人でも適当に焼いているからね、焼き肉は焼けてもステーキは焼けないというのと同じだと思うのだよ、このオヤジからすれば・・・。

そんな話しを聞きながら、どれか一品ということで「タルタルふわっと」を焼いて、その写真を撮ってもらった。


店の外観やオヤジとかあちゃんのツーショットも撮られたが、どれが使われるかはわからない。

一軒一軒お好み屋さんを回っているというので、今現在千住にお好み焼屋が何軒あるのか尋ねたら、15、6軒だそうな。

へぇー、モグランポがオープンした時にはその倍、32、3軒はあったのに、ずいぶん減ったなぁ。


なんにせよそういうフリーベーパーを出すのは、町的にはいいんだろう。

モグランポでもそろそろ、「ハマちゃん」や「ホリちゃん」の次の世代が登場してほしいと願っている。

新しい風が吹いたら、いろいろ変わってゆくこともあるかもしれない。

ま、オヤジ的には若くて可愛い娘がカウンターに座ってくれるとスゲーうれしいが、でなきゃせめて酒が飲めて昭和な感性もある正しいバカヤロウが現れることを期待する。

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