お好み夜話-Ver2

風前の灯火

近頃すっかり鉄板が温まりにくくなってきた。

毎年のことだが、季節が変わり空気が冷えてくると適温に温まるのに時間がかかる。

鉄板の温度で季節を感じるなんてオツなもの・・・、なんて呑気なこと言ってる場合じゃなくて、休み明けから鉄板のバーナーが点火しずらくなってしまったのだ。

それまではなんとか普通に使えていたのに、なぜ⁉

まあ夏前からときどきおかしな具合に点火して、炎が弱くなったり不安定なこともあったので、合羽橋の業者に見てもらい見積もりを取ったりしていたのだが、見積もりがチグハグだということを指摘したら唖然とすることにそのままバックレられた。

合羽橋の表通りに店を構えていてよくまあそんないい加減なことができるもんだと呆れ、そんなところに発注してもろくな事にはならないからそれ以上突っ込まないことにした、という経緯があっての不調。

10年間使い続けりゃ不具合の一つや二つはでるものだが、メンテナンスしてほしくても作った業者は既になし、いろいろ調べてもメンテナンスだけじゃ儲からないからそんな事をやってくれる業者はいないのが現状。

還暦間近のオヤジがくたばるか、鉄板がこのまま点火しなくなるか、どちらも風前の灯火・・・。



長雨・台風であんまり忙しくなかったのが不幸中の幸い、弱い炎ながら一度温まれば22ミリ厚の鉄板の保温力でなんとか支障なく焼けたがいつまでもこのままというわけにもいかず、この2日間かけて自分で鉄板のメンテナンス。

まずは鉄板の横蓋をすべて取り外し、10年間に溜まったヘドロのような油かすや埃を取り除き、キノコのように林立する勢いのない火口を取り外した。


問題なく炎を上げる火口と、元気のない火口の配置を変え、いざ点火・ファイヤーオン‼


いや~、冷や汗もんだ。

辛うじて全点火。


しかしなぁ🤔、そうは言っても余命いくばくか、鉄板を活かしてガス台をとりかえるか?それともまるごと全部新しくするか?

悩むよなぁ・・・。

一難去ったところへキリンのメンテナンスが来た。

じつは新しくなったサーバーも少し具合が悪く、それと掃除をするとき使う水通し用のタンクも何だかおかしく、水通し洗浄が上手くいかない。

こんなことは20年やって初めてだったから、不具合が出た時にその状態をムービーに撮っておいた。

それで説明したらさすがプロ、すぐさま洗浄タンクを分解して不具合の箇所を発見。

そういう不具合は今までに報告がなかったとのことで、その洗浄タンクを持ち帰り新しい洗浄タンクと取り替えてもらった。

また今後どんな不具合があるかわからないから、二つある洗浄タンクに1号、2号と記した。




あーあ、そのほか冷凍冷蔵庫の不具合のメンテもあり、休み明けにそれらがドッときてちっとも落ちつかなかった。

おまけに長雨と台風と自民党の圧勝だ、村田諒太の勝利が唯一の救い。

しかしやまない雨はないし、上りつめたものは必ずおちるのが世の習い、爺さんの七光り総理も厚化粧の都知事の命運も尽きた、と風前の灯火のオヤジは思うのだ。

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