私は夏生まれなこともあってか、寒いより暑い方が好きな人間だったりします。
なので夏の行事、お祭りとか花火とか海とか結構テンション上がります。
ずっと花火大会が身近にあった場所で育ってきたこともあり、三重に移り住んだいまも、近所の川で花火大会が行われると興奮します。
加えて幼い頃、夏休みに福島の祖父母の家へ行った際に、父が運転するカブの後ろや軽トラの荷台に乗せてもらって(法律的にはよろしくありませんが)山を登り、川の上流で遊んだのが本当に楽しくて、今でも夏になると無性に川の上流に行きたくなるんです。
育った環境とか幼い頃の経験ってその後の人生にも大きく影響を及ぼしますよね。
つまり何が言いたいかというと、総じて私は夏が大好きなのです!
そんな夏の花というと、真っ先に思い浮かぶのは〝アサガオ〟〝ヒマワリ〟でしょうか。
アサガオは小学校で育てた思い出があるし、ヒマワリはタネが大好きでよく食べていた思い出があります。
けれど当時は特に好きな花というわけではありませんでした。
それが社会人になって、会社を辞めるという時に、同期に言われたんです。
「大内さんはヒマワリのイメージなんだよね」
それで渡されたのがヒマワリが主役の可愛い花束。
時期はおそらく少し過ぎていたけれど、私のイメージに合わせて用意してくれたというのが本当に嬉しくて、いまでも思い出すとあたたかい気持ちになります。
ヒマワリのイメージというのも初めて言われたので「明るいってことかな?」「一途ってことかな?」などと考えながら、いい意味で受け取っておくことに決めました。
そんなこともあって向日葵には勝手に親近感が湧いていたりするわけです。
あれから10年以上が経ち、今の私のイメージはヒマワリから変わってしまったかもしれないけれど、これからもっと熱を感じるようなあつくるしい作品もつくっていきたいですね。
8月7日は〝花の日〟ということでこんなお話をさせていただきました。
マルシェルさんには夏らしくヒマワリをモチーフにした手鏡を出品中です。
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