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Pope: Homily for inaugural Mass of Petrine Ministry
新しいローマ法王が誕生した。
新ローマ法王は、アルゼンチン出身、鉄道技師の息子。
以下は、2013年 3月15日付け海外メディアからの記事を
ザ・リバティ編集部が取り上げたもの、
ザ・リバティWebより 抜粋。
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15日付け英字紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューンの報道から抜粋
アルゼンチン出身のベルゴリオ枢機卿が法王に選ばれたことで、カトリック教会の重心はヨーロッパから一気にラテン・アメリカにシフトした。
彼が選出されて、ロサンゼルスからブエノス・アイレス(アルゼンチンの首都)に及ぶラテン・アメリカ系の人々は熱狂している。とりわけ中南米では希望が広がっている。今や世界のカトリックの人口の4割は中南米にいるからだ(ヨーロッパは2割)。
各国指導者の中でもオバマ米大統領は、いち早くフランチェスコ1世に就任祝いを伝えた。メッセージでオバマ氏は、新法王が労働者階級の出身(父親は鉄道技師)であることと新世界(=南北アメリカ)の人間であることを強調し、「南北アメリカを通じて初の法王が生まれたことは、現代世界でますます重要性を増す同地域の強さと活力に、さらなる力を貸すものだ。数百万人にのぼるヒスパニック系アメリカ人を含め、我々アメリカ人はこの歴史的な一日を共に喜びたい」と述べた。
カトリックがヨーロッパよりもラテン・アメリカで、そして、より庶民層の間で勢いを持ってくることも予想される。21世紀の法王は、その名にあやかった13世紀の聖人のように「清貧」を説いていては役割を果たせない。カトリック国の貧困問題に宗教リーダーとして解決の道を示せるかも、新法王を待つチャレンジの一つだ。(司)