飼主の足下で料理の進み具合を見守ってくれます。
今日はチキンカレーを作ります。
タマネギを炒めます。すべてのカレーの基本です。
クミンやクローブも入ってます。弱火で焦がさないように
90分くらい火にかけて、タマネギのうま味と甘味を出します。
ここは手を抜けないところなのです。かかるがゆえに、カレー
とは贅沢な食べ物なのです。材料は大したことないのに時間を
持って行かれます。
毎度作っておりますと、こんな手抜きもしてしまいます。
フレッシュトマトを使うのがいいし、ニンニクもショウガも
生を使うのがいいのですが、缶詰めや出来合いの調味料で
なんとかしてしまいます。なんとかできるから我慢もでき
るわけですが、誰かにカレーを出すときにはそうはいきません。
鳥肉は鍋で合わせるまでに、レモンと塩とカレー粉でマリネ
しておきます。何度カレーを作っても、毎回調子が違うのは
火加減や調味料の違いだけの影響ではなく、順番と調和の
問題です。どこで味を整えるか。どの段階で香草入れておくか。
ついでに、毎回同じ香辛料を使っていても、わずかなバランス
の違いで調和点がずれてしまいます。飼主が同じ味のカレーを
作れるようになったら、たぶんカレーに魅力を感じなくなって
しまうでしょう。
はやく終らせて遊ぼう
まだ、明日もカレー作りの続きなんだよ、うる
【カレーにだけはイタズラしないウルタ君】
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