から見上げているウルタ君です。
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今回ゆでたまごを作りました。チキンにゆで卵ですから
いわゆる「親子カレー」になりますね。飼主はいろいろ
と調べて、ゆで卵のきれいな剥き方を研究したんですが
どうやってもうまくいかない。水から沸かすとか、そのま
ま冷ますとか、水の中で卵にひびを入れておくとか、酢を
入れるとか、いろいろ。全部失敗してみじめな、がたがたの
ゆでたまごをこれまで並べてきました。そうです、これま
では。一番大事なのは「新鮮な卵を使うこと」。殻の内側
の薄膜が新鮮だと強いので、簡単に剥けます。某生活共同
組合の卵でそれをやろうとしていたから、難しかったので
ございました。
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毎度使っているインドのチキンカレーの素です。この会社の
創始者は利益を教育に還元していて、かの国ではたいへんに
尊敬されています。スパイスミックスというのが料理を特定
した形で販売されるようになったのは意外かもしれませんが
日本より新しいのです。おかげで簡単に作れるものの、似た
味に出会うことが多くなりました。飼主もいずれは自前でス
パイス調合してみたいものです。
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煮込みます。卵も入ってます。炒めたタマネギに油を加えて
マリネしたチキンをこの前の段階で炒めています。カレー粉
は油に味を溶かし出します。煮込む段階でカレー粉を入れては
いけません。油と熱で香り立ってきたら、決して焦がさないよ
うにして、トマトを入れて、その後で水。ずっと気の抜けない
作業が続きますが、煮込む段階になってくるとようやく手を放
せます。ウルタ君もこの時を大人しく待っています。鍋の端に
葉っぱが見えています。自宅で暮らしている月桂樹さんから何
枚か貰ってきました。
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カレーの煮込みの際には、「灰汁を取らない」のです。放って
おきます。和食や洋食と違うところです。しばらく煮込むと、
表面に「金色の油」が浮いてきます。これがカレーの完成の
合図。様子を見て、ガラムマサラで香り付けしてココナツミル
クを加えます。最後にカスリメティの葉っぱをまぶして出来上がり。
今日は先代の猫さんサオシュがいなくなって4年目。彼のこと
を想いながら、決して食べなかったけど彼が好きだったチキン
入りのカレーで静かにウルタ君と過ごします
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【あとはウルタ君と遊ぶだけ】
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