しばらく京都で暮らしていたウルタ君、そろそろ思うところがあるようです。
いつもなら必ず挨拶しているアリアンのそばを通り過ぎて、窓辺に
向います。
ねそべる猫と佇む猫
アリアンが横になっている向こうにウルタ君の背中。
まるで何かよく覚えておこうとするかのように、周囲を
見回し、上を見上げて座っています。
うるはここではじめて街を見たよ
遠くに山があるのも見たよ
うるの知らない猫台やおもちゃやケージが、山とうるの間にたくさんある
まだ知らないこわい猫病院もあるし、まだにおいも知らないかわいい猫たちも
でもそろそろお別れだよね。うるには分かるの
さすがに何度も来ているので、別れ時がいつになるかの予感があるようです。
【ウルタ君最初に街とお別れをする】
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