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クルシャの天地

救世の志あるならば、猫の国の人になりなさい



前回に引き続き、観光客の居ない風光を楽しんで
来た春の嵐山です。
渡月橋から上流のボート乗り場なんかの水面を
眺めているだけで深く安らぎます。






早い春の月は深更に沈むので、このあたりに誰もいない
真夜中には、対岸の山に霞んだ月が落ちていくのでしょう。

その絵を想像するだけで、緊張が解けていきます。






謡跡発見。
「小督」ですな。何度か舞台で拝見しましたよ。



京都なんて田舎なんで、ほんの少しばかり山に行くと
こんな感じになります。







いずれにしても、福田美術館の催しはお勧め。
この際、栖鳳や蘆雪の猫を観て、猫の心を知りましょう。
日本猫の国計画遂行上、人材が必要なのです。







数年に一度沈んでる、こんな橋が何だというのか。
救国の士は猫の心を持つのです。嵐山にはその為に詣でる。







ちなみに近くには訳の分からん羅漢ごときものがあります。
精神分析と幼児心理学から欲望についての現象学理論を
確立したように主張した男ですな。唾棄すべき記号論者である。

違うか。
五百人も居たら敵わんな。


飼主は夢を見ました。
寝床に軟らかい土が盛り上がり、飼主は春の土に沈む。
準備は済ませたから、君らでなんとかしなさい。










 

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コメント一覧

飼主
丙吉牛喘
丙吉牛喘、と申しまして
前漢の丞相は天下の変移をエレメントの異常で
察知し、コレスポンダンスな治世を実現したと
されております。今の中華人民共和国の方は習わない
ようですが。
鎌倉以前の日本では加冠以前の子供でも諳んじて
おりました。

そういたしますと、五行の内後に追加された土性
に火の陰である丁が作用し、木の陰である乙が立ち
上がるという相を天下の差が示しておるというわけでして
飼主は一度土に沈むのであります。
出てくるときには、木となります。
阿礼
さすが京都!
う~む。
そこらに、普通に謡跡がある>小督
さすが、京都です

春の土に埋もれたなら、
モグラさんのように、
そこら中にトンネル掘って、
あちこちから出て来て下さいな
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