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クルシャの天地

クルシャ君行き倒れる



ある日、クルシャ君は和室を歩き回り






思いつく事もなく、ただ転がり









元気になった身体の幸せを楽しんでいました。








そのうち撮影している飼主を見つけてしまったクルシャ君は、やっぱり
なんでもいいからじゃれついてきます。









狙わせてみたり、ひととおり遊んで静かになったのでクルシャ君を
置いてしばらく離れていて、戻ってくると








机の上でクルシャ君が行き倒れていました。










こんな形で眠っています。









机から降りようとして眠り込んだ、ように見えますが、さにあらず。










この頃のクルシャ君は、放っておくとこんな姿になって眠っていることが
多かったのです。











身体のバランス、殊に頭の重さからすると、この姿勢が楽だったようなのです。









やがて小頭の剽悍な青年期がやってくると、こんな寝方なんて忘れてしまいます。









細いふわふわの身体に手足がついているのは、ぬいぐるみそっくり。







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