
2005年に発表された論文によると、断続的断食や適度なカロリー制限は健康によく、また寿命も伸ばすらしい。
断続的断食とは「1日のなかである一定時間カロリー摂取を行わないこと」を指している。
つまりこの論文は、断食を介し過度な摂食や過剰な間食を減らしたりして、消化器官・循環系への負荷を減らすことで健康体に近づけるかも、という主張だ。
同論文内には「断続的断食には脳機能への間接的な関与もあるかもしれん」との主張も。今後の調査で理解が深まれば、脳機能の発達という名目で断続的断食が話題に挙がる可能性も……?
ただ、この辺りの話題の扱いは慎重に。
どれだけのカロリーを摂取すればいいか、どのように摂食すればいいか、断食の許容範囲、などは個体ごとに大きく違ってくる。
断続的断食やカロリー制限を取り入れるのであれば、自分の心身を客観的に観察し、無茶や無理だけはしないように。
間違えれば逆効果にも、取り返しのつかない事態をも引き起こしかねないからね。
参考文献
Mark P.Mattson et al. (2005) Beneficial effects of intermittent fasting and caloric restriction on the cardiovascular and cerebrovascular systems.
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