2011年に発表された論文によると、SNSの使い方やSNSから受ける影響は自尊心の度合いにより変わってくるとの事。
具体的には、自尊心が高い人はSNSを癒し目的で使うことが多く、自尊心が低い人は嫉妬心からくる承認欲求を満たすことに使うことが多い、とのこと。
自尊心が低い人は自分で自身を自信をもって肯定することができず、自分のある姿やその価値基準を他人に委ねてしまう。委ね先が匿名希望であったとしても。
もしくは自分自身を肯定することができないから、有名人の発言などの些細なことで「自分がけなされている」と錯覚し自己正当化に陥りやすいのかも。
それらが原因か、自尊心が低い人が行うSNSの使用方法だと、人間は鬱になりやすくなるとも言われている。
というよりかは、『自尊心が低い』という鬱になりやすい土台があり、それを刺激するものとしてSNSがあるといったイメージだ。
忘れがちだが、SNSは現実だ。
自尊心を保つ方法が、自尊心が崩れたときの対処法が有効なのは、現実と変わらない。
まずは寝ろ、話はそれからだ。
参考文献
Sonja Utz et al. (2011) The Role of Social Network Sites in Romantic Relationships: Effects on Jealousy and Relationship Happiness .
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