White and Black Wing

『ツバサ』の吸血鬼双子と猫LOVE
最近はマイペースに更新中

ハリポタ雑感 その1

2008年07月31日 | 感想 others
カップリングについて
私には前に書いたように
作者がウィーズリー's ストーリーを書きたいが為に組ませた感じに見えるんですよね

ハリーの相手がジニーという事に納得いかない一番の理由が
彼女は過去にハリーが学校生活で窮地に追い込まれたとき何のアクションも起こしてないことです

親友の妹という絶好の位置にいながら手紙一つ出してない

直に会うと緊張して思う通り話せなくても手紙なら書けると思うんですよ
「元気出して」とか「表立っては言えないけど私は味方だから」とか
陳腐な言葉でいいから何か言葉をかけて欲しかった
ロンやハーマイオニーに託せば確実にハリーに届くでしょう

でも彼女は何もしなかった

ただただハリーの気が向くのを待ち、そうなった時のために色んな男の子と付き合った
ハリー以外に付き合った人は最初から「踏み台」、つまり捨てるのが前提だった訳で
そんな人と物語の主人公がつき合って結婚するのは教育上どうだろうって思う

ハリーの相手はハーマイオニーかルーナでしょう
ハーマイオニーとだと同じレベルで同じ方向を向いて歩いて行けるんです
普段の知識はハーマイオニーが指揮をとって
実践の時はハリーが指揮をとれる
互いに足りないことを補えるベストな関係だと思う
最終巻を読んでいる最中も
「何で、この2人じゃないんだろう」って何度も悩みました

ルーナは話しているとハリーが癒されてるんですよね
怒っている時も悲しんでいる時もルーナの言葉でハリーの心が落ち着くんです
しかもハーマイオニーにもジニーにも出来ないことなんです
だから、これからも色々大変なことがあるだろうけど
ルーナと一緒ならきっと大丈夫
……って思ったんです

以上、納得いかない理由でした

ちなみにロンは母性本能が高く、辛抱強い人じゃないと駄目だと思う
覚悟して出たはずの旅で(しかも、ハリーは分霊箱の場所が1つも分からないと仄めかしていた)
非常に幼稚かつ甘ったれだということが判明してました
それでいて「自分は愛されてない」なんて被害妄想をしているという
……傍迷惑な性格ですよね
だから世話好きな人
つまり「私はあなたのお母さんじゃないのよ」状態にならない人が合うんじゃないかな


カップリングについて熱く語ったら時間切れに……
ダンブルドアとスネイプについては次回以降という事で
ついでといってはなんですが
シリーズ全体を通しての感想を書きます

日本語訳に対する感想
今回の訳も、訳者の苦労話の割には
何度か読みなおさないと理解しにくいものが多かったです
原書に挑戦しようかなぁ……でも私、英語力無いんですよね
(通知表は5段階評価で2という絶望的な成績

作品自体に対する感想
恋愛以外の描写は真に迫っていました
とてもリアルで読みごたえがありました
だけど、恋愛の描写は……急転直下でしたね
いきなり外見の描写が「可愛い」「綺麗」となり、唐突に「好きだ」の連呼……
お陰で終始、置いてけぼりをくらってポカン状態でした
あの描写の仕方は無いわ
話の展開は読者の裏をかこうとして
結局、アイテムを生かし切れてないという印象をうけました
お話には「様式美」というのが不可欠なんだというのを学べたのは大きいですね

蛇足ですが、作者であるローリングさんは
こまごまと話本編には出てこない自分的設定を語っているらしいのですが
本編で描いてこその設定であり、それ以外は読者の想像に任せるべきなのではないのでしょうか?

今日はこの辺で



web拍手



今週の『ツバサ』

2008年07月30日 | CLAMP関連
ネタバレあります


「感想」といっても話自体が大して進んでないので
これといって書く事がない
簡単に内容を書くと

「儀式」当日、サクラ(仮)を見守る小狼(仮)
鈴の音がしたと思ったら飛王が時空を開きサクラ(仮)を連れ去ろうとした
小狼(仮)より速く水の護りが発動
しかし飛王は余裕の表情を見せる
どうなる次週

……って感じ?

次週でようやく何が起こったか分かるみたいですね
話をさっさと進めて欲しいのですが
ゆっくり進めているのはOAD関連のためなんでしょうかね?

今日はこの辺で



web拍手



『ハリーポッターと死の秘宝』感想

2008年07月29日 | 感想 others
無事 下巻も読み終わったので感想を書きます
以下、ネタバレあります






ハリーの透明マントも
ヴォルデモートの祖父が持っていた指輪も
「死の秘宝」で
それは先祖から代々受け継がれてきたから
両者ともにペベレル家の直系に近い子孫ということですよね?
何という偶然
最初からこの2人の間には「繋がり」があったなんて驚きです

ピーターが死ぬシーンは後味が悪すぎました
命を救ったものと救われたものの間に
出来た「つながり」とは、こういう事なのかと愕然とした
ヴォルデモートから貰った「銀の手」は
ピーターがヴォルデモートを裏切った瞬間
手の持ち主であるピーターを殺してしまった
慈悲の心が死のきっかけになってしまうなんて……後味悪すぎ

ドビーの死もまた非常にあっけなかった
何も殺す必要はなかったんじゃないかなぁ
厄介事も沢山持ち込んできたけれど、いいキャラだったのに……
ハリーを熱烈に支持する
「しもべ妖精」は2人いらないって感じなのかなぁ

グリンゴッツ銀行やぶりは……何だか凄かったですね
ドラゴンはいるし、不思議な滝がある
やっとのことで金庫に入ると宝には
熱くなる呪いとコピーが出来る呪いがかかってた
外には泥棒に気付いた小鬼たち……
どうなるんだろうってドキドキしながら読みました

ホグワーツの戦闘シーンはネビルが格好良かった
抵抗して誰かが立ち上がる姿が希望を与える事をハリーを見ていて学んだ
なんて嬉しい事を言ってくれてます
『ハリー・ポッター』シリーズは7巻通してハリーの成長を見る作品ですが
ネビルの成長も追っていけるようになってます
組み分け帽子から剣を取り出し
「真のグリフィンドール生」になれたネビルの姿を
両親が見ることができたら……さぞ喜んだ事でしょうね
ハリーとネビル
どちらが選ばれていても大丈夫だったと確信できたシーンでした
2人とも流石は「ヴォルデモートから3度逃れた夫妻の子供」ですね

グレイバックはルーピンに
ベラトリックスはネビルに
それぞれ滅ぼされると思っていたのに……
どうして何の関係もない人が滅ぼしてるのだろう
読者の裏をかくため?

そういえば
ヘビ語って簡単に真似ることが出来る程度のものだったという
衝撃の事実にガッカリしました
話というものは「ご都合主義のかたまり」だという事は分かってるけど
これはやり過ぎでしょう、マジで

フレッドもそうでしたが
ヴォルデモートの最期もまたあっけなかったですね
ローリングさんは死ぬ前のシーンが書きたかっただけなのかなぁ
パーシーが来てウィーズリー兄弟集結のシーンと
ハリーがヴォルデモートに後悔を促すシーン
そんな風に見えました

最終章
これが金庫に厳重に保管されていた話……
はっきり言って蛇足じゃん(爆

最後まで読んでもカップリングに納得のいく描写はありませんでした
ただ、作者が
「ウィーズリー's ストーリー」を書きたかった
という印象は受けました
これに関しては
後日、ダンブルドアとスネイプに対する感想と共に書きたいと思います

今日はこの辺で



web拍手


上巻読破

2008年07月28日 | 感想 others
先週末に買った『ハリー・ポッター』最終巻

取り敢えず上巻を読み終わって
只今下巻を読んでいる最中です
以下ネタバレあります








まさか
ヘドウィグがあんなにあっけなく死んでしまうなんて
好きだっただけに凄くショックでした
「油断大敵!」が口癖だった
マッドアイ・ムーディーも早々と亡くなってしまって
何というか……頼れるものが一気に無くなってしまった感じ

クリーチャーと和解できて本当に良かった
レギュラスの最期は胸が締め付けられる思いでした
思わず「謎のプリンス」をの洞窟のシーンを読み返しちゃった

さて
「何をするべきなのか全く見えてこない旅」という
お話としては無謀な型破り状態に追い込まれてしまったハリー達
読んでいるこちらも何が分霊箱なのか、どこに行けば入手できるのか
全く見当もつかなくて苦痛を感じる始末
ここまでくると、ただ結末が知りたいためだけに読んでいる状態です

最後の方になってようやくロケットを破壊
分霊箱は残り3つ……どうなることやらって感じですね

それにしても
この作品のカップリングに疑問が浮かびまくるのは私だけ?

ロンとハーマイオニーは『ドラえもん』でいうところの
のび太としずかちゃんのようなものだって分かるから「まだ」良いのですが
(納得はしていないけどね)
ハリーの相手がジニーでなければならない理由がどうしても見つからない
ルーナだと分かるんだけどなぁ……
まぁ、これは最後まで読んだら
納得いくエピソードがあると信じて読み進めるしかないですが

今日はこの辺で



web拍手


『コードギアス』感想

2008年07月27日 | コードギアスR2
「超」合衆国ってふざけてんのかと思うほどのギャグっぽい名称を
いたって真面目に受け入れるキャラ達が何だかとても愛おしく思えました

皇帝の言うように
世界は勝った方のものなんですよね
1期から見ている人たちにとっては
とうとうここまで来たって感慨深いのかなぁ

皇帝が戻ってきた事でナナリーの身柄確保が最優先となってしまった
ルルーシュが最後に頼ったのがスザクだったというのがねぇ……
皇族の中で彼らがいかに孤立無援だったのかがよく分かるシーンですね
あるいはユーフェミア皇女殿下存命中の
ユーフェミアとコーネリア皇女姉妹だったら……
などと詮無い事を思ってしまう訳ですが
ルルーシュが自ら希望を打ち砕いちゃったものね

あっ
ロロや咲世子さん達が向かった先はどこなのでしょうね
眼鏡にスーツ姿なロロが新鮮でした
団員さん相手に、ちょっと強気なロロにも萌え


来週から2つの国の全面対決になるんでしょうか?
という事はロロの死期も近い?
いつになるのか分かりませんが
今のままの状態
――ルルーシュの真意に気付かないまま――
で亡くなってくれることを祈るばかりです
……予想に反して生き残ったりして
その時は……素直に喜びます

今日はこの辺で